大栄環境の初値予想とIPO参加スタンスです。
大栄環境は、廃棄物処理や資源循環等の環境関連事業を中心に、再生品加工・販売の有価資源リサイクル事業を展開しています。
大栄環境に対する事前評価はそれなりで、ブックビルディングは11/29(火)から12/2(金)となってます。
大栄環境IPOの仮条件
1,270円~1,350円
大栄環境の仮条件は、想定価格の1,270円を下限としてやや強めに設定されました。上限価格で計算した今期PERは約14.8倍、吸収規模は約498.4億円となります。
また、売出し株の一部が国内から海外販売分に回され、海外への配分比率は45%(当初は40%)となりました。
⇒ 大栄環境IPOの評価とIPO初値予想
⇒ 大栄環境IPOの上場承認とIPO基礎情報
大栄環境IPOの参加スタンス
SMBC日興証券 | 検討中 |
三菱UFJMS証券 | 検討中 |
大和証券 | 検討中 |
SBI証券 | 参加 |
野村證券 | 検討中 |
岡三証券 | 検討中 |
岩井コスモ証券 | 検討中 |
松井証券 | 検討中 |
楽天証券 | 検討中 |
auカブコム証券 | 検討中 |
岡三オンライン | 検討中 |
DMM株 | 見送り |
現時点ではまだ検討中です。
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
大栄環境IPOの評価ポイント
大栄環境の仮条件は、想定価格の1,270円を下限として上限価格が約6.3%上振れました。
大栄環境の2023年3月期の業績は、売上高が約3.6%増、営業利益は約0.3%増となる見込みで、第2四半期時点の進捗率は、売上高で約48.3%、営業利益で約55.5%となっています。
↓抽選後期型の岩井コスモ証券↓
大栄環境の公開規模は仮条件の上限価格で約498.4億円(国内約274.1億円)となり、海外に45%販売されます(当初の40%から上昇)。
VC(ベンチャーキャピタル)の保有はなく、既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。また、18.42万株を上限として従業員持ち株会に親引けで割り当てる予定です。
大栄環境はスカイマークと同日の上場日で、この年末では最大のIPOでもあり、スカイマークと同様に悩みどころの案件ですね。
大栄環境は売出し中心のIPOで事業的にも地味なため、個人投資家の人気は限られそうですが、同社は産業廃棄物処理の大手であり、事業規模も大きい中で、今後も安定した成長が望めそうです。
また、大栄環境は東証プライムへの上場で仮条件の上限価格も上振れており、海外販売比率も45%に引き上げられたため、海外を中心とした機関投資家のニーズが強かったものと推察されます。
個人的にはスカイマークと同様に未だ決めかねている状況であり、締切ギリギリまで検討することになりそうです。
大栄環境IPOの初値予想
1,400円
大栄環境の初値予想は、公開価格を1,350円として+50円となる1,400円とします。
予想会社の現時点での初値目途は、1,400円~1,500円となっているようです。
↓皆さんの初値予想は?↓
IPO新規公開株ブログランキング
コメントフォーム