Finatext(フィナテキスト)ホールディングスの初値予想とIPO参加スタンスです。
Finatextホールディングスは、証券・保険ビジネス向けのクラウド基幹システムを提供しているほか、ビッグデータ解析や金融サービス開発支援などを手掛けている企業です。
予想会社の評価は厳しめで、ブックビルディングは12/6(月)から12/10(金)となってます。
FinatextホールディングスのIPO仮条件
1,100円~1,290円
Finatextホールディングスの仮条件は、想定価格の1,290円を上限としてやや弱めに設定されました。上限価格で計算した今期予想PERは赤字のため算出できず、吸収規模は約229.6億円となります。
⇒ FinatextホールディングスのIPO評価とIPO初値予想
⇒ FinatextホールディングスのIPO上場承認とIPO基礎情報
FinatextホールディングスのIPO参加スタンス
大和証券 | 見送り |
三菱UFJMS証券 | 見送り |
松井証券 | 見送り |
あかつき証券 | 口座なし |
楽天証券 | 見送り |
岩井コスモ証券 | 見送り |
マネックス証券 | 見送り |
auカブコム証券 | 見送り |
DMM株 | 見送り |
現時点ではブックの参加を見送る予定です。
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FinatextホールディングスのIPO評価ポイント
Finatextホールディングスの仮条件は、想定価格の1,290円を上限に下限価格が約14.7%も下振れました。
Finatextホールディングスの業績は、前期・今期共に12ヶ月で遡及修正すると、前期が売上高で約16.9%増、営業損失が若干拡大の着地で終えており、2022年3月期は、売上高で約46.6%増も、赤字は継続の見込みとなっています。
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Finatextホールディングスの公開規模は仮条件の上限価格で約229.6億となり、VC(ベンチャーキャピタル)は5社で約577.2万株残ります。
VCを含む既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
また、公開株数の一部は米国やカナダを除く海外にも販売される予定で、そのうち23億円(公開規模の約1割)を上限として、投資会社のGICプライベート・リミテッドに割り当てられる予定です。
Finatextホールディングスは人気のSaaS関連でもサブスク型の収益は4割程であり、まだ赤字の見込みでこの規模は重いイメージです。
また、12/22(水)は6社同時上場と厳しい日程でもあり、中でも同社の公開規模が最も大きいため、よほど海外比率が大きくならない限り厳しい印象ですね。
FinatextホールディングスのIPO初値予想
1,200円
Finatextホールディングスの初値予想は、公募価格が仮条件の上限で決定しないことも視野に、1,200円としておきます。
予想会社の現時点での初値目途は、1,200円~1,300円としているようです
↓皆さんの初値予想は?↓
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