JX金属の初値予想とIPO参加スタンスです。
JX金属に対する事前評価はやや厳しめで、ブックビルディング期間は3/3(月)から3/7(金)となってます。
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JX金属(旧:新日鉱ホールディングス)は創業120年の老舗企業で現在はENEOSホールディングスの完全子会社であり、銅やレアメタルなどの非鉄金属の資源開発から金属の製錬、リサイクル、先端素材の製造・販売をグローバルに展開しています。

JX金属のIPO仮条件
810円~820円
JX金属の仮条件は、想定価格の862円を下回る範囲で弱めに設定されました。上限価格で計算した2025年3月期の予想PERは約14.0倍、吸収規模は約4,386.5億円となります。
⇒ JX金属のIPO評価と初値予想!
⇒ JX金属IPOの上場承認と基礎情報!
JX金属IPOの参加スタンス
大和証券 | 検討中 |
みずほ証券 | 検討中 |
三菱UFJMS証券 | 検討中 |
モルガンスタンレーMUFG証券 | 口座なし |
JPモルガンス証券 | 口座なし |
野村證券 | 検討中 |
SMBC日興証券 | 検討中 |
水戸証券 | 口座なし |
めぶき証券 | 口座なし |
SBI証券 | 参加 |
楽天証券 | 検討中 |
マネックス証券 | 検討中 |
三菱UFJ eスマート証券 | 検討中 |
DMM株 | 見送り |
検討中としていますが、現時点では見送り目線です。
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JX金属のIPO評価ポイント
JX金属の仮条件は、想定価格の862円に対して約-6.0%~約-4.9%下振れました。
JX金属の2025年3月期の業績は、売上高が子会社再編による影響で約53.7%減、営業利益は約11.1%増と減収増益なる見込みで、第3四半期時点の進捗率は、売上高で約73.8%、営業利益で約90.0%となっています。
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JX金属の公開規模は仮条件の上限価格で約4,386.5億円となり、欧州や米国を中心とした海外に約30%が販売される予定です。
また、JX金属グループ役員持ち株会に対して19.25万株(仮条件の下限価格で約1.56億円)、JX金属グループ従業員持ち株会に対して114.73万株(仮条件の下限価格で約9.3億円)、日本カストディ銀行信託に123.45万株(仮条件の上限価格で約10.億円)を上限として親引けで割り当てる予定です。※当初は役員持ち株会に9.1億円、従業員持ち株会に1.7億円、日本カストディ銀行信託に10億円を上限とする株式の予定
既存株主はENEOSホールディングス(5020)で保有の半数強を売却し(上場後は持ち分法適用関連会社)、残株には上場後180日のロックアップが掛かっています(価格による解除条項なし)
JX金属の仮条件は想定価格から約-6.0%~約-4.9%ほど下振れており、海外への販売比率の変更もなく、新たな親引け先や関心の表明も出ませんでした。
仮条件の決定理由にはフォーカス事業の将来性や今後の事業転換のアピール、近々の相場環境を考慮等の文言がありますが、普通に見れば862円の想定価格では海外含む機関投資家の需要が乏しかったものと推察されます。
※クリックで拡大します
個人的に期待していた海外比率のアップや関心の表明もなく、ここに来てトランプ関税の影響も懸念される事態となり、需給面でも期間中にゆうちょ銀行(7182)の売出(JX金属より規模大)が決定するなど、追い風どころか向かい風が吹いてきた印象です。
歴代12位に相当する超大型IPOということで注目度は高いですが、今のところ予想会社のコメントも辛口のようであり、個人的にも現時点では食指が湧きません。
JX金属のIPO初値予想
公開価格近辺
JX金属の初値予想は、公開価格近辺とします。
予想会社の現時点での初値目途は、780円~820円としているようです。
↓皆さんの初値予想は?↓

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