カチタスIPOの初値予想と参加スタンスです。
カチタス(8919)は、戸建の空き家を中心に買取り、リフォームにより再生して販売する中古住宅再生事業を展開しています。
2017年4月にニトリHD(9843)と資本・業務提携しており、ニトリは30%以上を保有する筆頭株主となっています。
カチタスIPOは投資ファンド絡みの再上場案件ということで、大手予想会社の評価はD評価。
カチタスIPOのブックビルディングは11/27(月)からスタートし、締切は12/1(金)となってます。
カチタス(8919)IPOの仮条件
1,500円~1,640円
カチタス(8919)IPOの仮条件は、想定価格の1,640円を上限としてやや弱めに設定されました。上限価格で計算した今期予想PERは約14.4倍、吸収規模は約377.6億円(国内分は247.6億円)となります。
カチタス(8919)のIPO参加スタンス
大和証券 | |
三菱UFJMS証券 | |
みずほ証券 | |
SMBC日興証券 | |
岩井コスモ証券 | |
エース証券 | |
SBI証券 | 参加 |
岡三証券 | |
マネックス証券 | |
水戸証券 | |
岡三オンライン証券(委託) | |
カブドットコム証券(委託) |
後ろ髪を惹かれる思いですが、このIPOラッシュ時はメリハリをつけないと対応できないので、現段階では見送る予定です。当選を目指すなら共同主幹事の上位3社(みずほ証券まで)が狙い目でしょうか。
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カチタス(8919)のIPO評価ポイント
戸建ての空家を中心に買い取ってリフォームにより再生して販売する中古住宅再生事業は順調で、業績も拡大しているようです。
政府も空き家対策に取り組んでいることから、今後も成長が見込めそうな事業ですね。
ニトリホールディングスが筆頭株主というのも惹かれます。ニトリの全国400店舗以上で年間延べ1億人近い強力な顧客基盤を活用できる点は大きいと思います。
規模からして東証一部指定は確実なので、上場後はパッシブファンド等からのの資金流入も期待できます。
カチタス(8919)は再上場案件ではありますが、アドバンテッジパートナーズを中心としたVC(ベンチャーキャピタル)はIPOの売出しで9割強の株式を放出します。
上場後も約197万株ほど残りますが、180日のロックアップがかかっているので上場時の売り圧力にはなりません。
そもそもアドバンテッジパートナーズはカチタスの前身である株式会社やすらぎをTOBして転がしながら、既に十分な利益をあげています。今回のIPO放出は最後の大きなオマケのようなものでしょうね。
ニトリとしても勝算がなければ資本参加をしないはずなので、今後の展開は面白そうな気がしてます。
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こうして書いているうちに何故ブックを見送るのか自分でも分からなくなってきました(笑)
気掛かりなのはこのIPOスケジュールでこの規模というだけで、初値ベースでの大幅な上昇は期待薄と考えたからです。
薄利でも複数取得でカバーという選択肢もありますが、それならSGホールディング(9143)に掛けてみたいという判断ですね。上場時期が違えばおそらく勝負していたIPOだと思います。
カチタス(8919)IPOの初値予想
公募価格近辺
カチタス(8919)のIPOは、公募価格近辺の初値予想とします。
個人的には魅力を感じる部分が多いので、このタイミングでの上場は惜しいと感じています。
もし安い場面があって余裕資金があれば(ないですが…)、暫く寝かせて高みの見物をしてみたい気分です。
とりあえず当日は同日上場の一家ダイニングプロジェクト(9266)に人気が集中しそうですね。
大手予想会社の現段階での初値目途は1,640円~1,800円となってます。※仮条件決定前の数値です
と、ここまで書いて、やはり気が変わりました!
今から書き直すのも面倒なので^^;参加スタンスだけ「検討中」に変更しています
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