マツオカコーポレーションIPOの初値予想と参加スタンスです。
マツオカコーポレーション(3611)は、相手先のブランドで衣料品を製造するアパレル品のOEM製造を手掛けている企業です。
大手予想会社の評価は現段階でD評価となっており、ブックビルディングは11/27(月)から12/1(金)となってます。
マツオカコーポレーション(3611)IPOの仮条件
2,400円~2,600円
マツオカコーポレーション(3611)IPOの仮条件は、想定価格の2,420円を挟む格好でやや強めに設定されました。上限価格で計算した今期予想PERは約9.7倍、吸収規模は約49.2億円となります。
公募価格が2,600円以上で決定すれば、東証一部への必要条件である「時価総額250億円」をギリギリ越えることになるので野村證券も頑張りましたね。一部と二部では印象的にも大違いなので。
マツオカコーポレーションIPO参加スタンス
野村證券 | 検討中 |
三菱UFJMS証券 | 検討中 |
SBI証券 | 参加 |
みずほ証券 | 検討中 |
いちよし証券 | 検討中 |
岩井コスモ証券 | 検討中 |
エイチ・エス証券 | 検討中 |
SMBC日興証券 | 検討中 |
エース証券 | 口座なし |
東洋証券 | ネット参加不可 |
ひろぎん証券 | 口座なし |
カブドットコム証券(委託) | 検討中 |
とりあえず検討中とはしていますが、現段階では見送る方向で考えています。IPOラッシュで資金繰りもタイトなので「メリハリ」をつけないとダメですね…。
↓抽選後期型の岩井コスモ証券↓
↓IPOだけでなくPOも参加できるカブドットコム証券↓
マツオカコーポレーションのIPO評価ポイント
自社ブランドではないOEMということで地味な印象ですが、ユニクロやGAPなど大手アパレルメーカーのほとんどはアパレルOEMメーカーに委託する構造らしく、アパレルOEMを担う企業の役割は拡大しているようです。
今年の前期実績では、資本参加(2.89%)しているユニクロのファーストリテイリング向けの売上が17.2%、同じく東レ(1.51%)向けが22.4%と高い比率を占めています。
今期業績の見通しは、売上高が前期比9.7%増、経常利益が5.3%減となってますが、第2四半期末時点の経常利益の進捗は68.6%と好調に推移しています。
仮条件の上限で計算したPERも9.7倍と割安感があり、個人的には面白そうな気もしてますが、気になるのはやはり12/13(水)が4社同時上場である点ですね。
吸収規模も約50億円と大きめなので、もし公募価格が仮条件の上限で決まらず上場市場が東証二部となったら、より厳しい展開になります。
VC(ベンチャーキャピタル)保有分が約65万株ほどあり、上場後90日のロックアップがかかっていますが公開価格の1.5倍(想定で3,900円)で解除されます。
マツオカコーポレーション(3611)の初値予想
2,700円
マツオカコーポレーション(3611)のIPOは、公募価格を2,600円を+100円上回る2,700円の初値予想とします。
リスクがあるIPOながら、初値ベースでの意外高までは見込み難いので、初心者の方は見送るのが無難かもしれません。
大手予想会社の現段階での初値目途は2,700円~3,000円となってます。※仮条件決定前の数値です
↓皆さんの初値予想は?↓
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