SBI新生銀行の初値予想とIPO参加スタンスです。
SBI新生銀行に対する事前評価は難しいところで、ブックビルディング期間は12/2(火)から12/5(金)となってます。
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SBI新生銀行は、SBIグループの中核銀行として総合金融サービスを展開しており、預金や融資などの一般的な金融サービスに加え、個人向け無担保ローンやショッピングクレジット、リースなどノンバンク分野のサービスも幅広く展開しています。
SBI新生銀行のIPO仮条件
1,440円~1,450円
SBI新生銀行の仮条件は、想定価格の1,440円を下限としてでやや強めに設定されました。仮条件の上限価格で計算した2025年11月期の予想PERは約11.9倍、吸収規模は約3,701.9億円となります。
⇒ SBI新生銀行のIPOに備えて過去の超大型IPOの結果やその後の株価動向をメンテナンスしました!
⇒ SBI新生銀行のIPO評価と初値予想!
⇒ SBI新生銀行IPOの上場承認と基礎情報!
SBI新生銀行IPOの参加スタンス
| 野村證券 | 参加 |
| SBI証券 | 参加 |
| みずほ証券 | 参加 |
| ゴールドマン・サックス証券 | 口座なし |
| SMBC日興証券 | 検討中 |
| BofA証券 | 口座なし |
| 大和証券 | 参加 |
| 岡三証券 | 参加 |
| 三菱UFJMS証券 | 検討中 |
| 松井証券 | 検討中 |
| 岩井コスモ証券 | 参加 |
| 極東証券 | 口座なし |
| Jトラストグローバル証券 | 参加 |
| 東洋証券 | ネット参加不可 |
| 水戸証券 | 口座なし |
| むさし証券 | 参加 |
| SBIネオトレード証券 | 参加 |
| 岡三オンライン | 参加 |
| DMM株 | 見送り |
現時点では参加の予定です。
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SBI新生銀行のIPO評価ポイント
SBI新生銀行の仮条件は、想定価格の1,440円に対して上限価格が約0.7%上振れました。
SBI新生銀行の2025年3月期(前期)の業績は、経常収益が約15.7%増、純利益が約45.9%増と大幅な増益で着地。2026年第2四半期時点での業績は、経常収益が約25.3%増、純利益が約56.2%増と連続で大幅な増益となっています。
また、2026年3月期の通期の業績予想は純利益のみ開示されており、前期比で約18.3%増を見込んでいます。(第2四半期時点の進捗率は約69.4%)
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SBI新生銀行の公開規模は仮条件の上限価格で約3701.9億円となる超大型IPOで(歴代17位)、グローバルオファーで欧州及び米国を中心とする海外に35%(約1,286.7億円)が販売される予定です。
また、業務提携先の農林中央金庫に347.22万株(仮条件の下限価格計算で約50億円)を上限に親引けで割り当てるほか、新規の海外分の親引け先でKKR Alternative Assets LLCに208.33万株(仮条件の下限価格計算で約30億円)が決定しています。
その他、M&G Investment Management Limitedが運用する2つのファンドが、価格が1,450円以下となることを条件に、取得総額250百万米ドル(155円為替換算で約38.75億円)に相当する株式数を購入することへの関心を表明しています。
同社の筆頭株主はSBIホールディングスの100%子会社であるSBI地銀ホ-ルディングスで約60.75%を保有しており、今回の上場で第2位株主のSBIホールディングス(約38.19%)が保有の約43.3%(OA分を除く)を放出し、既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっています(価格による解除条項なし)。
SBI新生銀行の仮条件は僅かながらも上振れて設定されました。仮条件が下振れると印象が悪くなり、上振れるとさらに割高感が増してしまうため、今回の仮条件は絶妙な設定に感じます。
また、新たな親引け先と関心の表明もあり、レンジ幅も狭いことから機関投資家のコンセンサスも取れていると思われ、予想会社が示した実質PER18倍でも新規の買い手が登場したのは心強いところです。
ちなみに、過去にはソフトバンク(2018年上場で過去最大のIPO)が仮条件を異例の一本値(1,500円)で設定したことがあり、その際は不満の声も多く、結果的には初値で公開価格割れでした。
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確かに今期予想のEPSは予想会社の計算通り下駄をはいた状態ですが、例え背伸びをしていても見た目が良いことには変わりはなく、今の金利上昇局面で今期の進捗状況ならEPSの上振れも期待できそうです。
超大型のIPOは初値勝率が高いというアノマリーがある中、同じような再上場のあおぞら銀行の結果を考えると不安は残りますが、今のSBI新生銀行はただの再上場案件ではなく、SBIグループ入りで成長エンジンを手にしており、地銀再編による「第4のメガバンク構想」の中核として実際に高い成長を実現しています。
実質的な割高感や最初に感じた買取価格で揉めている件など不安材料はありますが、現在は金利上昇の局面でメガバンクも過去最高値を更新するなど銀行株に追い風が吹いており、上場にはこれ以上ないタイミングです。
超大型IPOの場合は選挙のように「風」というか「勢い」のようなモノも重要であり、今は金利上昇という風が吹いているため、現時点では小ジッカリで落ち着いたスタートになるとみています。
SBI新生銀行のIPO初値予想
1,530円
SBI新生銀行の初値予想は、公開価格を1,450円として80円高となる1,530円とします。
予想会社の現時点での初値目途は、1,400円~1,500円としているようです。
↓皆さんの初値予想は?↓
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