西部技研の初値予想とIPO参加スタンスです。
西部技研に対する事前評価はそれなりで、ブックビルディング期間は9/19(火)から9/22(金)となってます。
西部技研は産業用の空調設備メーカーであり、デカント除湿器やVOC濃縮装置等の製造、販売、据付・保守等を手掛けています。
西部技研IPOの仮条件
2,500円~2,600円
西部技研の仮条件は、想定価格の3,250円を大幅に下回る範囲で弱めに設定されました。上限価格で計算した2024年9月期の予想PERは約12.2倍、吸収規模は約157.6億円となります。
⇒ 西部技研IPOの評価とIPO初値予想!
⇒ 西部技研IPOの上場承認と基礎情報!
西部技研IPOの参加スタンス
SMBC日興証券 | 検討中 |
野村證券 | 検討中 |
FFG証券 | 口座なし |
みずほ証券 | 検討中 |
三菱UFJMS証券 | 検討中 |
auカブコム証券 | 検討中 |
DMM株 | 見送り |
まだ検討中ですが現時点では見送り目線です。
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西部技研のIPO評価ポイント
西部技研の仮条件は、想定価格3,250円に対して2,500円~2,600円と約-23.1%~-20.0%も下振れました。
西部技研の2023年12月期の業績は、売上高が約9.1%増、営業利益が約13.7%増と増収増益の見込みでで、第2四半期時点での進捗率は、売上高で約46.5%、営業利益が約41.2%となっています。
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西部技研の公開規模は仮条件の上限価格で約157.6億円となり、欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)にも販売されます。
また、社員持ち株会に3.99万株(約1億円)を上限として割り当てられるほか、香港のファンドに100万株(26億円)を上限(当初は30億円に相当する株数)として割り当てる予定です。
既存の残株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
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仮条件の大幅な下振れにより、ファンドへ割り当てを除いた公開規模は130億円程度まで圧縮されており、海外への配分も考えると大分軽くなりました。
ただ、個人投資家の人気が見込み難いIPOであった中、機関投資家の積極参戦を期待していた部分は大きく、その評価を反映した結果だと考えると厳しい印象です。
ちなみに、予想会社の見立ても今回の仮条件の大幅な下振れに加え、売上の5割近くを占める中国のリスクを考慮して、初値ベースの予想は大幅に下方修正したようです。
個人的にはもともと難解なIPOということで予想会社の見立てに乗るつもりだったので、こうなったら素直に見送るのが無難かもしれません。評価もC-⇒Dに変更しておきます。
西部技研のIPO初値予想
公開価格近辺
西部技研の初値予想は、公開価格を2,600円として公開価格近辺,とします。
予想会社の現時点での初値目途は、2,500円~2,700円としているようです。
↓皆さんの初値予想は?↓
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