スパイダープラスの初値予想とIPO参加スタンスです。
スパイダープラスは、建設業向けの建築図面・現場管理アプリ「SPIDERPLUS」を開発・販売している企業です。
予想会社の評価はそれなりで、ブックビルディングは3/15(月)から3/18(木)となってます。
スパイダープラスIPOの仮条件
1,010円~1,160円
スパイダープラスIPOの仮条件は、想定価格1,010円を下限としてやや強めに設定されました。上限価格で計算した今期予想PERは赤字のため算出できず、吸収規模は約102.0億円となります。
スパイダープラスIPOの参加スタンス
野村證券 | 参加 |
大和証券 | 参加 |
SBI証券 | 参加 |
いちよし証券 | 参加 |
岩井コスモ証券 | 参加 |
SMBC日興証券 | 参加 |
岡三証券 | 参加 |
みずほ証券 | 参加 |
三菱UFJMS証券 | 参加 |
岡三オンライン証券 | 参加 |
auカブコム証券 | 参加 |
DMM株 | 参加 |
主幹事の野村證券を筆頭にフル参戦の予定です。
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スパイダープラスIPOの評価ポイント
スパイダープラスの仮条件の上限価格は、想定価格を約15%ほど上振れて決定しました。
人手不足を背景に建築現場用管理ソフトの需要は増大しているようであり、同社に対する期待からか機関投資家の反応も良かったものと推察されます。
ただ、スパイダープラスの2020年12月期は大幅な増収増益(売上で約53.4%増:経常利益で約79.7%増)で終えたものの、2021年12月期は売上高で約12.3%増、経常利益は人件費・広告宣伝費の増加によって赤字に転落する見込みです。
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スパイダープラスの公開規模は仮条件の上限で約102.0億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)の保有は7社計で約178.5万株残ります。
上位株主や新株予約権者には概ね上場後90日のロックアップ(価格による解除条項なし)が掛かってますが、VC保有残の約178.5万株に関しては、公開価格の1.5倍以上(想定で1,740円)でロックアップが解除されます。
また、ロックアップ対象外の玉が21.5万株残るほか、ジャフコから派遣されている取締役1名が保有する約58.4万株(うち20万株は新株予約権)に関しては、仮条件決定時にロックアップの対象から外れています。
公開株数の半数未満を上限に、欧州及びアジアを中心とした海外市場(米国及びカナダを除く)に販売される予定です。
競合が多い中でも同社の「SPIDERPLUS」の拡大は期待されるところですが、今期が赤字転落する中で公開規模100億円越えはやや重い印象も受けますね。
また、1.5倍でロックアップが解除されるVC玉に加え、急遽ロックアップ解除となった約58.4万株もちょっと気になるところです。
とりあえず需要が増加している業界のSaaS関連ということで買いを集めそうですが、最終的な海外配分比率も気になるところです。
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スパイダープラスIPOの初値予想
1,740円
スパイダープラスIPOの初値予想は、公募価格を1,160円として1.5倍となる1,740円とします。
予想会社の現時点での初値目途は1,500円~1,800円となっているようです。
↓皆さんの初値予想は?↓
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