ステムリムの初値予想とIPO参加スタンスです。
ステムリム(4599)は大阪大学発のバイオベンチャーで、従来型の再生医療/細胞治療とは異なる「再生誘導医薬」の開発を目指している企業です。
予想会社の評価は注目度は高いがリスクもあるとしており、ブックビルディングは7/25(木)から7/31(水)となってます。
ステムリム(4599)の仮条件
1,000円~1,700円
ステムリム(4599)の仮条件は、想定価格の2,370円~3,730円(平均値3,050円)を大きく下回る範囲で弱めに設定されました。上限価格で計算した今期予想PERは赤字なので算出できず、吸収規模は約164.2億円となります。
また、公募株数を6,000,000株 ⇒ 8,100,000株、売出株数を2,400,000株 ⇒ 300,000株と、それぞれ変更しています(総公開株数は変更なありません)
ステムリムIPOの参加スタンス
SMBC日興証券 | 検討中 |
大和証券 | 検討中 |
野村證券 | 検討中 |
みずほ証券 | 検討中 |
SBI証券 | 参加 |
いちよし証券 | 検討中 |
岡三証券 | 検討中 |
楽天証券 | 検討中 |
西村証券 | 口座なし |
DMM株 | 検討中 |
岡三オンライン証券 | 検討中 |
現時点では検討中としておきます。SBI証券は何れにしてもポイント狙いがあるので参加します。
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
ステムリムIPOの評価ポイント
まさかこれほど仮条件が下振れるとは思ってなかったので、ちょっとビックリしました…。
仮条件の上限価格が想定価格の下限にすら遠く及びません。同時に公募株数と売出株数の比率を変えてきましたが、ここまで資金調達の見込額が違ってくると、今後の経営状況にも影響を与えそうです。
普通に考えれば機関投資家へのヒアリングでの反応が芳しくなかったものと推測されます。
最先端バイオである「再生誘導医薬」開発への道のりはまだ遠く、この先どうなるかは不透明な部分が多いため、機関投資家もおよび腰になっているのかもしれませんね。
ただでさえバイオ関連は専門性が高過ぎて良く分からない中、さらに判断が難しいIPOとなってしまいました。
しかし、もしステムリム(4599)が開発を目指している「再生誘導医薬」が成功すれば、様々な難病に対して幅広い治療効果をもたらすことが予想されるため、その期待と注目度は非常に高いと思われます。
↓IPO投資で必須のSBI証券↓
ステムリムの現在は赤字が膨らんでいる状況ですが、今の業績を見ても意味はなく、今後の開発の成否がポイントとなります。
素人目では全く判りませんが、少なくとも合計で1,100万株を超える多くのVC(ベンチャーキャピタル)は解除条項なしのロックアップが掛かており、今回のIPO時の売出しにも応じていないので、既存のVCは強気姿勢なのかもしれません。
今回で公開規模が最大で約164億円と縮小されたのはのは良かったと思いますが、それでも大きいIPOであることは変わりなく、今後さらに同社の株式を積極的に買ってくる投資家がいるかどうかは、蓋を開けてみるまで分かりません。
安全策ならこの手のIPOは見送りが無難ですが、非常に夢のある企業でもあり、複数当選も狙えるだけに悩ましいところです。
スケジュール的には良くも悪くも8月はステムリムのIPOしかないので恵まれています。
現時点での個人的な判断では見送り目線ですが、今後のムードの変化や大手予想の評価等を参考に、ギリギリまで検討したいと思います。
ステムリムIPOの初値予想
公募価格近辺
ステムリム(4599)のIPOは、公募価格を1,700円として公募価格近辺の初値予想とします。
予想会社の現段階での初値目途は1,581円~1,800円となっているようです。
↓皆さんの初値予想は?↓
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