アップコンの初値予想とIPO参加スタンスです。
アップコンは、コンクリート床の沈下・傾き・段差・空隙を独自の「アップコン工法」で修正する施工を主力事業として展開しています。
アップコンに対する事前評価はやや厳しめで、ブックビルディングは12/6(火)から12/12(月)となってます。
アップコンは2021年7月にプロ向けの市場の東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場した企業で、今回はTOKYO PRO Marketの上場を廃して名証ネクストに市場を変更して上場します。
アップコンIPOの仮条件
1,160円~1,280円
アップコンの仮条件は、想定価格の1,280円を上限としてやや弱めに設定されました。上限価格で計算した今期予想PERは約18.2倍となります。
また、同社代表の売出し株数を11.7万株⇒10万株、OA分を3.2万株⇒3万株に減少させており(計1.9万株減少)、上限価格で計算した吸収規模は約2.9億円となっています。
⇒ アップコンIPOの評価とIPO初値予想
⇒ アップコンIPOの上場承認とIPO基礎情報
アップコンIPOの参加スタンス
Jトラストグローバル証券 | 見送り |
岡三証券 | 見送り |
SBI証券 | 参加(ポイント狙い) |
東海東京証券 | 見送り |
楽天証券 | 見送り |
マネックス証券 | 見送り |
水戸証券 | 口座なし |
岡三オンライン | 見送り |
DMM株 | 見送り |
現時点ではブックの参加を見送る予定です。
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アップコンIPOの評価ポイント
アップコンの仮条件は、想定価格の1,280円に対して下限価格が約9.4%下振れました。
アップコンの2023年1月期の業績は、売上高が約33.7%増、営業利益が約3倍と大幅な増収増益の見込みで、第3四半期時点の進捗率は、売上高で約75.9%、営業利益で約98.7%となっています。
アップコンの公開規模は仮条件の上限価格で約2.9億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
既存株主には上場後180日のロックアップが掛かると同時に、今回の上場日までTOKYO PRO Market市場での売買も行われません。
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同社の「アップコン工法」はユニークであり、業績のブレはあるものの、足元の業績は好調のようです。
ただ、アップコンの仮条件は下限価格が下振れており、急遽社長の売出し株数を減らしてきたのも弱気な印象を受けます。
アップコンは事業的に地味な上に、流動性に乏しい地方上場(名証ネクスト市場)のIPOであり、当日は3社同時上場でもあることから、小粒なIPOでも買いに向かう層は限られると思います。
アップコンIPOの初値予想
公募価格近辺
アップコンの初値予想は、公募価格を1,280円として公募価格近辺とします。
予想会社の現時点での初値目途は、1,250円~1,300円となっているようです。
↓皆さんの初値予想は?↓
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