JRC(6224)のIPOは、公開価格の1,110円を約7.9%下回る1,022円の初値となりました。
今回のIPOもクオルテックやGENDA(ジェンダ)に続いてシンジケートカバーの買い支えによる初値形成です。
JRC(6224)IPOの気配推移
9時直前の初値合致点は引き受け価格近辺の1,022円前後で、9時には約70万株の売り越しでスタートしました。公開価格近辺での実需の買いは2億円程度しかありませんでした。。
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シンジケートカバーの買い支えは8時49分時点で30万株入っており、次第に増える売りを支える形で50万株、70万株と増えていき、9時過ぎには最大の92.47万株が投入されたようです。
8時49分時点
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8時54分時点
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8時57分時点
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8時58分時点
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9時00分時点
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JRC(6224)IPOの株価推移
JRC(6224)は9時09分に1,022円の初値を付け、初値形成時の出来高は80.66万株、売買代金は約8.2億円でした。
シンジケートカバーによる初値形成後は一瞬999円の安値を付け、その後は買われて9時23分には1,056円まで戻しました。
その後は初値価格を下回る場面もありながら何とか踏ん張っていましたが、後場に入ると見切り売りが出て14時46分には953円の安値を付けています。
引けにかけて少し戻したものの、最後は初値やVWAP(約1,019円)を下回る980円で引けています。
JRC(6224)の日中足チャート
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JRC(6224)の最終的な出来高は、公開株数の7,090,000株に対して3,535,500株(約0.5回転)、売買金額は約36.03億円で、VWAPは約@1,019.06円でした。
7月末からファンドによる出口案件の苦戦が続いています。
今後はよほど地合いが良くなるか、公開価格を相応にディスカウントをしないと難しそうですが、そのディスカウントをないのがファンドなので困ったものです…。
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