クラシコムのIPOは、公募価格の1,420円を100円上回る1,520円の初値を付けました(約7%高)
クラシコムIPOの気配推移
朝方は弱い気配でしたが、初値合致点が公開価格を越えたあたりから買い注文が一気に増加し、9時には約31万株の買い越しでスタートしています。
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ちなみに、シンジケートカバーと思われる買い玉は10万株だけ8時54分頃に確認できました。
また、9時前には機関投資家と思われる万単位の買い指値はほとんどなかったと思われますが、初値形成直前の9時12分には、@1,900円と2,000円に大口の買い注文がみられました。
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クラシコムの株価推移
クラシコムは9時13分に1,520円の初値を付け、初値形成時の出来高は712,100株(売却率は約29%)、売買代金は約10.8億円でした。
初値形成後に上昇した後は少しダレましたが、1,600円を割る手前で反発すると、9時54分には1,799円の高値を付けています。
後場には再び前場の高値を奪還し、13時8分にはストップ高まであと10円に迫る1,910円まで買われる場面もありました。
クラシコムの日中足チャート
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その後は14時半過ぎから少し売られて一時は1,700円を割り込みましたが、最後は少し盛り返して1,760円で引けています。
クラシコムの最終的な出来高は、公開株数の2,803,700株に対して9,224,600株、売買金額は約158.7億円となり、VWAPは約@1,720.5円となってます。
クラシコムは公募割れも警戒されたIPOでしたが、蓋を開けてみれば小ジッカリの初値から、その後は強い展開となりました。
今回は当選組よりも初値買い組のほうが儲かったパターンですね。私はセカンダリーで入る勇気もセンスもなく、ただ眺めているだけでした。。
↓皆さんの初値予想は?↓
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