松屋アールアンドディのIPOは、公募価格の910円を72円下回る838円の初値となりました。
IPOの中止が相次ぐ中で予定通り上場に踏み切った松屋アールアンドディですが、やはり厳しい初値結果となっています。
松屋アールアンドディIPOの初値合致点推移
寄り前から売りも買いも少ない印象で、引き受け価格近辺の837円に入ったOA分の買い戻し玉あたりの合致点となっていました。
ちなみに、OA玉はMAXで93,400株の投入が可能でしたが、売り玉も少なかったので3万株程度の投入でした。
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寄り前のOA玉
松屋アールアンドディの初値と株価推移
松屋アールアンドディの初値形成時の出来高は56,600株しかなく、買いパワーは約0.47億円でした。
初値形成後も出来高は低調で、株価的にも低空飛行で最後は811円で引けています。
松屋アールアンドディの日中足チャート
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松屋アールアンドディの出来高は公開株数716,400株に対して僅か237,800株(0.33回転)しかありませんでした。
売買金額は約2億円弱で、VWAP(加重平均株価)は823.43円となってます。
買いが少ないのは想像できましたが、思った以上に売り玉も少なかったので下げ渋った印象ですね。このあたりは野村證券が主幹事であった影響もあると思います。
現時点での次のIPOは4/24上場のSANEI(6230)で、その後も4月中に3社のIPOが控えてますが、今の状況だと何れのIPOも上場中止になる可能性がありそうです。
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タグ :初値結果 松屋アールアンドディ
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