以前から上場の噂がある東京メトロについて、その上場日と株価を改めて考えてみました。
東京メトロは昨年5月にIPOの主幹事が選定されており「上場近し」ということで、昨年も何度か記事にしています。
⇒東京メトロIPOの上場日はいつになるのか勝手に考察!(2022/7/18)
⇒東京メトロIPOの株価や公開規模を勝手に考察!上場日はいつか?(2022/7/16)
⇒東京メトロのIPO(新規上場)は期待度高め!?(2022/5/5)
⇒東京メトロのIPO(新規上場)主幹事と狙い目の証券会社を考察!(2022/5/1)
私の勝手な予想(妄想)では、上場時期は2023年以降が理想とし、もし2022年内の上場なら公開価格は@1,250円としていました。
結局その後上場がないまま1年が経過したので、ここで改めて直近の業績や各種数値を整理してみます。
東京メトロの直近の業績
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東京メトロは今年の3月に「東京メトロプラン2024」(中期経営計画)を変更しており、設備投資計画の見直しやポストコロナを見据えた経営目標値の見直しを行っています。
そのような中、8/3に公表された今第1四半期の決算では、前年同期比で営業収益(売上高)が約13.2%増、営業利益が約77.4%増と非常に好調です。やはりコロナ明けで行動制限が解除された影響は大きいですね。
また、昨年作成した類似企業(JRを除く首都圏の私鉄5社)との業績推移比較や各種指標比較も最新値で更新しました。
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・東京メトロの売上は2023年3月期も最下位だが営業利益は2位に浮上
・2023年3月期は全社増収&大幅な増益で着地
・2024年3月期も前期大幅に伸びた東武を除いて概ね良好な業績見込み(メトロは非公開)
純資産額やBPS、現在株価や時価総額の比較※株価は8/10時点
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・東京メトロの純資産額は引き続き業界トップの東急に次ぐ規模
・各社の株価は昨年比較で軒並み上昇。純資産額等の各数値も増加
・PBRは約1.3倍~2.0倍(昨年は1.2倍~1.9倍)、平均で約1.52倍⇒約1.67倍にアップ
ちなみに、昨年(2022年7月時点)の株価や純資産額等の数値は以下です。
2022年7月時点(参考)
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個人的には、この状況であれば今年の10月か11月に上場(上場承認は9月中)する可能性は高いとみています。※ただし相場が崩れないことが前提
また、昨年と同じロジック(PBR1.4倍:IPOディスカウント25%)で考えるなら、公開価格は@1,300円位になる計算ですが、直近のメトロの業績は思ったよりも好調なので上振れもあり得ます。また、東京メトロのPBRを1.4倍ではなく1.5倍や1.6倍で考えても違和感はないような気がします。
もちろんこれは私の適当な予想なので、実際にどうなるかは全く分かりませんが…。
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公開価格を決める要素は他にも多くありますし、私が想定した東京メトロのPBR値やIPOディスカウントの比率が少しでも変われば、公開価格も大分変わってきます。
ただ、仮にこの価格より高額となった場合でも、東京メトロは政府放出株のIPOということで、個人的な期待度は高めです。もし今秋の上場になるのであれば、上場承認直前か8月中にでもリーク記事が出る可能性もあるので、楽しみに待ちたいと思います。
東京メトロのIPOの前に、準備出来ること(保有していない証券口座の開設や資金繰りのイメージ等)はしておきましょう。
事前にどれだけ準備できるかで、IPO投資で得られる利益額は変わってきます。
配偶者に口座を開設してもらったり、未成年口座を開設して間口を増やすのも有効です。(未成年口座ならSBI証券・マネックス証券・松井証券・楽天証券がオススメ)
ただ、配偶者に協力を仰ぐ場合は配偶者自身の資金&自らの意思で申し込む必要があります。また、未成年口座の場合は子供自身の資金であることは同じですが、申し込みや売買は親が代行する形になります。
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