先日の記事にも書いた通り、東京メトロの上場(IPO)は、上場日や価格どころかまだ主幹事も決定していませんが、政府放出株のIPOということで、個人的な「期待度」は高めです。
東京メトロの株式は、現時点で政府が53.4%、東京都が46.6%保有しており、政府は売出しで得た資金を東日本大震災で被災した自治体の復興財源に充てることになってます(東京都は検討中)。
政府放出株のIPOと言えば、2015年上場した日本郵政3グループ(日本郵政・ゆうちょ銀行・かんぽ生命)を筆頭に、古くはNTTやJT、JR東日本、JR西日本、JR東海、JR九州などがあります。
過去に実施された政府放出株の超大型IPOは、1994年上場のJTを除くと、初値が公開価格を上回っています。
個人的にも2016年のJR九州や2015年の郵政3グループでは大きな利益を得ており、東京メトロのIPOにも期待したいところです。
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日本郵政グループの賑わいは記憶に新しいところであり、社会現象にもなったNTT株の高騰はもちろん、1993年上場のJR東日本は公開価格38万円→初値60万円と凄いパフォーマンスでした。
1996年上場のJR西日本や1997年のJR東海は穏健なスタートでしたが、政府放出株に関しては圧倒的な知名度や話題性から、普段株取引をしない方まで参加するため、他の超大型IPOよりも比較的人気化しやすい傾向にあります。
もちろん銘柄自体の良し悪しもあり、その時々の「時代背景」や「勢い」、上場時の「地合い」にもよりますが、過去の事例から判断すると東京メトロのは前向きに検討すべきIPOになると思われます。
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東京メトロのIPOの前に準備出来ること(保有していない証券口座の開設や資金繰りのイメージ等)はしておきましょう。
事前にどれだけ準備できるかで、IPO投資で得られる利益額は変わってきます。
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