スマホ決済の老舗で「Origami pay」を展開していたベンチャー企業のOrigami(オリガミ)。
Origami(オリガミ)は上場前にも関わらず、時価総額は400億円を越えるとも言われIPOも期待されていました。
そんな同社が、メルカリ(4385)のメルペイに吸収されたのは1月23日のことです。
⇒ 当社子会社による株式会社Origamiの株式の取得(孫会社化)に関するお知らせ
しかし、実際の買収価格(Origamiにとっては売却価格)は上場企業による買収では異例の非公表でした。
また、Origamiの買収でメルペイの赤字幅が膨らむのでは?との懸念もあって、翌日以降メルカリの株価は軟調に推移しました。
ただ、その後メルカリはドコモとの提携の発表もあって、株価は上昇しています。
メルカリ(4385)の日足チャート
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個人的には、単にオリガミの経営陣が「IPO」ではなく「バイアウト」を選んだと思ってましたが、どうやら実情は違っていたようです…。
メルカリへのオリガミ売却価格は1株1円、事実上の経営破綻で社員9割リストラ
メルカリへの身売りを発表したスマートフォン決済のオリガミの譲渡価格は1株1円だったことが6日、分かった。
オリガミは売却に当たり、社員185人のうち約9割にあたる160~170人規模のリストラを実行する。キャッシュレス決済のフロントランナーだった同社は競争激化により、事実上の経営破綻に追い込まれたかたちだ。
配信元:ダイヤモンドオンライン
Origami(オリガミ)は「NEXTユニコーン」とまで言われていた期待のベンチャー企業だったので、この結末はちょっと驚きでした。。
Origamiに出資していたVC陣も頭を抱えていることでしょう。
今後も伸びていくであろうキャッシュレス決済ですが、paypay、楽天ペイ、メルペイ、auペイと、覇権争いはますます激化しそうですね。
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また、上場前のベンチャー企業に対する投資も「ハイリスク・ハイリターン」であることを再認識しています。
今後もベンチャー投資に対する投資スタンスは変えず、余裕のある範囲で実行していくつもりです。
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