Photosynth(フォトシンス)のIPOは、公募価格の1,500円を90円下回る1,410円の初値を付けました。(約6.0%ダウン)
残念ながら今年7社目となる初値公募割れとなり、個人的にも先月のPHCホールディングスに続いて2連敗です(><)
Photosynth(フォトシンス)IPOの気配推移
朝方は大型IPOによくある気配表示下限(375円)に張り付きで、その後にOA分の買い支えは入ったものの、残念ながら約30万株の売り越しでスタートしました。
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ちなみに、今回はOA分の買玉の入り方で??と思える動きがありました。
最初に発行価格近辺の1,387円に20万株の買玉が観測されたのは8時40分頃。その後8時48分・49分頃に20万株ずつで40万株が追加され、初値合致点は何とか1,387円まで回復しました。※OA分の総玉は94.69万株です
普通なら、この辺から下値不安が払拭されたことで一般の買いを集めて、場が開く直前には買い越しに転じるイメージです。
8時49分
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しかしながら、何故か8時50分過ぎ頃に計60万株の買玉が全て消えてしまい、あろうことか初値合致点は再び375円に沈みました(><)
8時51分
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その後8時52分頃に25万株、53分に追加で25万株、さらに20万株の計70万株の買玉が入って初値合致点は再度1,387円まで戻りましたが、如何せん出鼻を挫かれた印象です…。
8時54分
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単純に時系列の推移を見ると徐々に買いと売りが増えたように見えますが、8時51分頃には初値合致点が一時375円に張り付いていた時間帯がありました。
さあここから!というタイミングで、何故一旦買玉を引っ込めて入れ直す必要があったのか甚だ疑問であり、個人的にはコレで浮上のキッカケを失ってしまったような気がしてなりません。。
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Photosynth(フォトシンス)の株価推移
Photosynth(フォトシンス)は9時9分に1,410円の初値を付け、初値形成時の出来高は116.01万株、売買代金は約16.4億円でした。
Photosynth(フォトシンス)の日中足チャート
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初値形成後は上に向かい、一時は公募価格の1,500円を奪還しましたが、その後は売られて最後は初値も下回る1,394円で引けています。
Photosynth(フォトシンス)の最終的な出来高は、公開株数の7,260,200株に対して5,691,900株、売買金額は約81.9億円で、VWAPは約@1,439.35円となってます。
出来高も少なく、期待していた機関投資家の参戦も少なかった印象ですね。
それなりの人気で注目度も高いIPOだっただけに、年末のIPOラッシュも近づく中、来週以降のIPOもちょっと心配になってきますね。。
Photosynth(フォトシンス)IPOの売却結果
嫁が当選していた100株は成行で売り注文を出させたので、@1,410円の初値売りでした。
ということで今回は、
(@1,410円-1,500円)×100株=-9,000円-2,090円(手数料)=11,090円の損失です。
僅かな額とは言え、IPOで損するのは悔しいですね…。
セカンダリーでリベンジ!
初値買いを含めて2度参戦し、何とか嫁の損失分は取り返すことができました。@1410円 ⇒ @1,495円、@1,428円 ⇒ @1,465円
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タグ :Photosynth 初値結果
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