パワーエックスのIPOは、公開価格の1,120円を7.4%下回る1,130円の初値を付けました。大幅な公開価格割れからストップ高とはビックリです…。
ちなみに、同日上場のギミックも初値で公開価格割れ(公開価格1,150円⇒初値1,090円⇒終値1,167円)、辻・本郷ITコンサルティングは公開価格1,850円⇒初値2,980円⇒終値2,810円となりました。
※当サイトには広告(PR)が含まれます
パワーエックスの気配推移
9時直前の合致点は@1,128円に入ったシンジケートカバーの玉に支えられた格好で、9時には約151万株の売り越し(売り玉が買い玉の約2.4倍)でスタートしています。
※クリックで拡大します
全部で125.82万株あった買い支えの玉は、8時47分に50万株が投入されましたが支えられず…。だから少ないって三菱さん!しかも遅い!
以降は8時50分で80万株、ここでようやく支える形となり、54分で100万株、55分で110万株となり、57分で全玉の投入を終えたと思われます。
8時50分
8時54分
8時55分
8時57分
昨日のミラティブと同じように、また遅い時間からチビチビの投入でした…。
DMM株のフル板は、常に売り買いの合致点が確認できるため、IPOの初値がどの辺りで付くのか容易に確認できます。
DMM株は、信用取引口座の開設だけで無料でフル板を利用できるのでオススメです。
また、DMM株は前受金不要でIPO抽選に参加できる上、月額4,000円の株式新聞Webも無料で読むことが出来ます。
パワーエックスの株価推移
パワーエックスは9時10分に1,130円の初値を付け、初値形成時の出来高は227.14万株、売買代金は約25.7億円でした。
ちなみに初値はカバー玉を使わず自力での形成でした。で、少し驚いたのは初値形成後にしばらくカバー玉の板が数秒?残っていたこと…。そして板が消えた途端に急落して安値は1,060円までありました。カバー玉の入れ方にもかなり不満はありますが、まあそれは100歩譲って許すとしても、板の外し忘れ?流石にここはちょっと言わせてもらいます。「三菱さん、下手クソか!!」
その後に初値を奪還すると、公開価格の1,200円を挟んでもみ合う展開に。そして10時過ぎたあたりから急騰して一気にストップに張り付きました。その後何度か剥がれそうになりましたが、最後は50万株以上の買い注文を残して1,430円のストップ高で引けています。
※クリックで拡大します
何故急に動意づいたのか不思議でしたが、どうやら著名投資家のcisさんの参戦情報で買いが買いを呼んだようです。

パワーエックスの最終的な出来高は、公開株数の9,646,500株に対して10,956,900株(約1.14回転)、売買金額は約134.94億円で、VWAPは約@1,231.6円でした。

売買代金はストップ高に張り付きながらも東証グロース市場で2位、全市場で115位でした。
売買代金上位ランキング
※クリックで拡大します
パワーエックスの売却結果
売り気配のスタートにガックリしながら、三菱家族の200株と私の500株を初値の@1,130円で泣く泣くロスカット(><)
日興の700株は@1,360円で400株売却。残300株は持ち越すつもりでいましたが、ストップ高が剥がれそうになった際にビビって売却してしまいました…。
SMBC日興証券店頭分
ということで今回は、
(@1,260円-1,220円)×1,400株=56,000円-15,818円(手数料合算)=40,182円の利益となりました。
何とかプラスにはなりましたが、複雑な心境です(><)
少しリベンジのセカンダリー
自己の三菱分の初値売りと持ち替える形で500株を初値買いして@1,200円で売却。その時はそれなりに満足でしたが、まさかストップ高になるとは思いませんでした。

↓皆さんの結果は?↓













コメントフォーム