トライトのIPOは、公開価格の1,200円を67円下回る1,133円の初値となりました。
トライトのIPO気配推移
買いが入らない中で売りだけが膨らみ、シンジケートカバーの買い支えもついに玉切れ…。9時直前の初値合致点は1,134円前後で、9時には約738万株の売り越しでスタートしています。
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シンジケートカバーの買い支えは、8時50分時点で200万株、52分で400万株、58分に100万株ずつ追加されて最大の600万株に到達し、「THE END」となりました…。
8時50分時点
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8時52分時点
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DMM株のフル板は、常に売り買いの合致点が確認できるため、IPOの初値がどの辺りで付くのか容易に確認できます。
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トライトIPOの株価推移
トライト(9164)は9時9分に1,133円の初値を付け、初値形成時の出来高は627.53万株、売買代金は約71.1億円でした。
トライトは初値形成後も売り込まれて節目の1,000円を割り込むと、10時38分には@877円の安値を付けました。
その後は前引け前に1,000円手前まで買い戻される場面もありましたが、後場には再び売りが優勢となり、最後は当日安値を更新する@876円で引けています。
トライトの日中足チャート
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トライトの最終的な出来高は、公開株数の46,000,000株に対して16,760,200株(約0.36回転)、売買金額は約169.19億円で、VWAPは約@1,009.45円でした。
ファンドの出口案件が連続で公開価格割れとなったことで、今後に控えるGENDA(9166)やクオルテック(9165)、JRC(6224)に対する警戒感はさらに高まりそうです。
個人的には、GENDA(9166)のSBI証券の補欠当選と岩井コスモ証券の購入申し込みはスルーしています。明日締め切りの楽天証券は一応ギリギリまで検討します。
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