トライトの初値予想最終版です。
トライト(TRYT)のIPOに対する予想会社の事前評価はD評価で、やや厳しいIPOとみられていました。
トライトの公開価格
1,200円
トライト公開価格は、仮条件1,100円~1,300円の中間値となる1,200円で決定しました。公開価格で計算した2023年12月期予想PERは約27.8倍、吸収規模は約552億円となります。
海外への販売比率は約50%(2300万株)で当初の40%から増加しており、国内における実質的な公開規模は276億円となります。
トライトIPOの抽選結果
SMBC日興証券 | 見送り |
BofA証券 | 口座なし |
三菱UFJMS証券 | 見送り |
UBS証券 | 口座なし |
SBI証券 | 落選 |
マネックス証券 | 見送り |
楽天証券 | 見送り |
auカブコム証券 | 見送り |
DMM株 | 見送り |
個人的にはポイント狙いのSBI証券以外は参加を見送りました。
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
トライトIPOの初値予想
公開価格近辺
トライトIPOの最終初値予想は、公開価格割れも視野に入れた公開価格近辺とします。
⇒ トライトIPOは微妙な公開価格で決定!
⇒ トライトIPOの初値予想と参加スタンス
⇒ トライトIPOの評価とIPO初値予想
⇒ トライトIPOの上場承認と基礎情報
トライトの公開規模は552億円で、国内分は約276億円となります。
既存株主はファンド1社で上場時に保有の46%を放出し、残株には上場後180日のロックアップが掛かります。
トライトのIPOはネット銀行2社に次ぐ今年3番目の大型IPOであり、不人気のファンドによる出口案件です。
トライトの仮条件は想定価格から大幅に下振れており、公開価格も仮条件の中間値での決定となりました。過去にはこうしたパターンでも健闘したIPOはありますが、やはり素直に捉えれば厳しい印象です。
海外販売比率が40%⇒50%に引き上げられたのは朗報ですが、予想会社も公開価格割れの予想としており、苦しい展開になるとみています。
※主幹事の引受価格=1,134円
予想会社の最終初値予想は1,134円(シンジケートカバー取引での初値形成)としているようです。※大手のもう1社は1,300円
※シンジケートカバーの玉は最大で600万株です。
トライトIPOの気配運用
トライトの初値決定前の気配運用は以下の通りです。
・気配上限= 2,760円(公募価格の2.3倍)
・気配下限= 900円(公募価格の0.75倍)
・更新時間= 10分毎(下限方向の場合は3分毎)
・更新値幅= 60円(下方の場合は通常の値幅制限)
※注文受付の範囲は300円~4,800円です。
↓皆さんの初値予想は?↓
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