ツクルバ(2978)のIPOは、公募価格と同値となる2,050円の初値を付けました。
寄り前は合致点がなかなか上がらず心配されましたが、8時55分頃にOA分の買い戻し玉が投入されると、その後は公募価格近辺まで合致点が上昇し、そのまま9時ちょうどに2,050円の初値形成となりました。
ツクルバIPOの寄り前の初値合致点推移
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OA分の玉は全部で287,200株ありましたが、実際に引き受け価格近辺に投入されたのは15万株で、結局その価格までは株価は下落しなかったので、シンジケートカバー取引は発生してません。
9時55分時点
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ツクルバ(2978)の初値と株価推移
ツクルバ(2978)の初値形成時の出来高は481,100株、買いパワーは約9.9億円でした。
初値形成後に一瞬2,020円の安値を付けるも、その後は買われて9時39分には2,250円の高値を付けています。
ツクルバ(2978)の日中足チャート
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しかし、その後は売られて前引け前には初値近辺まで下落し、後場には小幅な範囲でもみ合いながら最後はVWAP(売買高加重平均価格)を僅かに下回る2,117円で引けています。
本日の出来高は公開株数2,202,200株に対して2,834,100株となり、売買金額はマザーズ市場ではトップですが、約60.1億円程でした。
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公募割れは避けられましたが、当選組は初値売りだと手数料負けです。
今の地合いだとステムリムのIPOも苦戦が予想されますが、それまでに直近IPOが盛り上がって流れを変えて欲しいですね。
ツクルバIPOのセカンダリー
個人的には参戦しませんでしたが、初値買いで挑んだ方は利益を得られる展開でした。
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