Veritas In Silico(ウェリタス イン シリコ)のIPOは、公開価格の1,000円の約2倍となる2,001円の初値を付けました。
長いことIPOを見ていますが、公開価格が想定価格を10%以上も下振れた案件でここまで強かった銘柄は記憶にありません。。
※当サイトには広告(PR)が含まれます
Veritas In SilicoのIPO気配推移
9時直前の初値合致点は2,000円前後で、9時には約16万株の買い越しでスタートしました。また、後場寄り前の初値合致点は1,800円前後でした。
※クリックで拡大します
DMM株のフル板は、常に売り買いの合致点が確認できるため、IPOの初値がどの辺りで付くのか容易に確認できます。
DMM株は、信用取引口座の開設だけで無料でフル板を利用できるのでオススメです。
また、DMM株は前受金不要でIPO抽選に参加できる上、月額4,000円の株式新聞Webも無料で読むことが出来ます。
Veritas In Silicoの株価推移
Veritas In Silico(ウェリタス イン シリコ)は13時13分に2,001円の初値を付け、初値形成時の出来高は44.59万株(売却率は約48.5%)で、売買代金は約8.9億円でした。
初値形成後の空中戦を制した後は上に向かい、その後はストップ高を付けました。その後何度かストップ高が剥がれる場面もありましたが、引け前には再び張り付いて最後は5.76万株の買い玉を残しています。
Veritas In Silicoの日中足チャート
※クリックで拡大します
Veritas In Silicoの大引け時の板
Veritas In Silicoの最終的な出来高は、公開株数の920,000株に対して2,075,000株(約2.26回転)、売買金額は約46.31億円で、VWAPは約@2,231.87円でした。
せいぜい想定価格(1,120円)の奪還か2~3割程度のアップなら分かりますが、まさかここまで強いとはビックリです…。
今回は様々な要因が重なった結果なのでしょうが、小型のIPOで売り手が限られていた中、買いが買いを呼ぶ展開となって勢い付いた感じでしょうか。
これはイケるかも?という雰囲気になったところで様子見していた短期筋がなだれ込み、一気にマネーゲーム化した印象です。
↓IPO取り扱最多級のSMBC日興証券↓
地合いが好転するのは嬉しいですが、あまりに飛ばし過ぎると早々に息切れしてしまいそうで逆に心配になります。
ちなみに、昨日上場してストップ高で終えていたSOLIZE(ソライズ)は、本日は朝高後に失速して後場には一時マイナスに転じる場面もあり、最後は前日とほぼ変わらずの水準で引けています。
↓皆さんの結果は?↓
IPO新規公開株ブログランキング
コメントフォーム