Will SmartのIPOは、公開価格の1,656円を約4.6%下回る1,580円の初値となりました。
IPO初値の公開価格割れは3月末上場のマテリアルグループ以来で、今年2件目になります。
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Will SmartのIPO気配推移
寄り前から公開価格割れの初値合致点となっており、9時には約6万株の売り越しでスタートしています。
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引受価格近辺に投入されたシンジケートカバー(最大10.08万株)の買い支えは、8時58分時点で5万株、9時04分時点で10万株が投入されていたようです。
8時58分時点
8時57分時点
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Will Smartの株価推移
Will SmartのIPOは9時6分に1,580円の初値を付け、初値形成時の出来高は14.78万株、売買代金は約2.3億円でした。
初値形成後は上昇して公開価格の1,656円を奪還すると、9時18分には@1,780円の高値を付けました。後場には再び初値近辺まで売り込まれる場面もありましたが、その後は戻して公開価格を上回る@1,722円で引けています。
Will Smartの日中足チャート
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9時前の公開価格での買い需要額は1億円チョイしかなく、思った以上に買いが入りませんでした。終値では公開価格を上回ったので何とか面目は保った格好ですが、結果を見る限りでは公開価格の2割増し決定には無理があったように感じます。
Will Smartの最終的な出来高は、公開株数の772,800株に対して1,908,400株(約2.47回転)、売買金額は約31.9億円で、VWAPは約@1,672.68円でした。
本日は日経平均株価が大きく下落しましたが、グロース250指数はそれ以上の下落率で年初来安値を更新しています。
また、昨日までに上場した4月のIPO3銘柄(ハンモック・イタミアート・アズパートナーズ)は全て公開価格を割り込んで本日上場来の安値を更新しており、地合いはさらに悪化している印象です…。
↓皆さんの結果は?↓
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タグ :Will Smart 初値結果
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