ヤマイチ・ユニハイムエステートのIPOは、残念ながら公募割れとなりました。
ヤマイチ・ユニハイムエステートの初値は878円となり、公募価格の950円を約7.6%下回る水準です。
これで今年のIPO(全27銘柄)の初値公募割れは7銘柄となりました。
ヤマイチ・ユニハイムエステートIPO気配推移
朝から弱い気配で推移し、シンジケートカバーの買い支えが入ってもさほど買いは増えることなく、9時には約16万株の売り越しでスタートしました。
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シンジケートカバーの玉の投入が遅かったので、もしかしたら野村も東海や岡三のように場が開く前には投入しないのか?と心配しましたが、8時50分過ぎに約15万株(MAX28.5万株)の玉が確認できました。
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ヤマイチ・ユニハイムエステートの株価推移
ヤマイチ・ユニハイムエステートは9時15分に878円の初値を付け、初値形成時の出来高は28.92万株(公開株数の約13.2%)、売買代金は約2.5億円でした。
寄り後は一瞬900円を越える場面もありましたが一瞬で下落し、その後も冴えない動きで安値は782円(10時42分)までありました。
後場には少し持ち直しそうな動きもありましたが、VWAPの回復までには至らずに失速し、最後は788円で引けています。
ヤマイチ・ユニハイムエステートの日中足チャート
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ヤマイチ・ユニハイムエステートの最終的な出来高は、公開株数の2,185,00株に対して1,044,200株、売買金額は約8.76億円で、VWAPは約@838.74円となってます。
今後はどうなる?
本日の終値である788円で計算したPERは約4.1倍と割安ですが、今は割安というだけで買いは入りません。
出来高も熟せておらず、現時点では公募当選組もセカンダリー組も含み損の状況であるため、しばらく上値は重くなると思われます。
また、今後のIPOに関しても、微妙な案件はちょっと苦しくなりそうな雰囲気ですね。特に、同じ東証スタンダード上場で不動産関連のホームポジションは、より厳しくなった印象です。。
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