SBI証券が「IPOの株価操作を行った」として行政処分を行うよう昨年末に勧告されていましたが、本日、金融庁から正式に行政処分が下されました。
行政処分の内容
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一部業務停止命令は「最大6か月」になる可能性もありましたが、結果的にはわずか1週間と軽微なものでした。これを受けてSBI証券の親会社であるSBIホールディングスも同内容とお詫びを公開しています。⇒「金融庁による行政処分について」
業務停止命令では「新規株式公開(IPO)銘柄に関し、勧誘を伴う上場日における売買の受託業務を令和6年1月12日から令和6年1月18日まで停止すること。」とありますが、この期間にIPOの上場どころかブックビルディングの期間でもないため、我々投資家サイドからすれば何の影響もありません。
業務改善命令は当然のこととしても、個人的にはもう少し何らかの重い処分があると思っていたので、ちょっと意外な結果でした。
ちなみに、一昨年のSMBC日興証券の相場操縦事件では、同取引の「ブロックオファー」取引が3か月間停止される処分でしたが、あれ以降SMBC日興証券でブロックオファーは未だに実施されていません。。
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