JR九州のIPO(新規上場)がいよいよ視界に入ってきました!
先日のロイターの報道によると、9月15日(木)に上場が承認されて上場日は10月25日(火)になるとのことです。
まだ確定ではありませんが、具体的な日程まで報じられているので信憑性は高いと思います。
今年はLINEライン(3938)と共に2016年IPOの目玉と言われていたので、非常に楽しみです。
JR九州のIPOに関して
現段階で報道されているJR九州IPOの情報をまとめておきます。
■JR九州の上場日は10月25日(上場承認日は9月15日)※見込み
■時価総額は5,000億円規模
■上場市場は東証一部上場が有力(同時に福岡証券取引所にも上場見込み)
■国内主幹事は野村證券・三菱UFJモルガンスタンレー証券・SMBC日興証券
■総株数は32万株。国土交通省所管の独立行政法人・鉄道建設・運輸施設整備支援機構が100%保有し、その一部を今回放出。
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JR九州のIPOは政府放出株!
JR九州IPOの最大の特徴は、政府放出株であることです。政府放出株と言えば昨年上場した日本郵政3グループを筆頭に、古くはNTT(日本電信電話)やJT(日本たばこ産業株式会社)、さらに同業のJR東日本、JR西日本、JR東海があります。
社会現象にもなったNTT株の初値高騰や昨年の日本郵政グループの賑わいは皆さんご存知かと思いますが、1993年に上場したJR東日本も公開価格38万円→初値60万円と凄いパフォーマンスでした。
1996年上場のJR西日本や1997年のJR東海は共に約1%アップと穏健なスタートでしたが、政府放出株に関しては圧倒的な知名度に加え、普段株取引をしない方まで公募株に殺到するため人気化しやすい傾向にあります。
JR九州のIPO評価
現時点では公開規模や公募価格も未決定なので判りませんが、過去の事例から判断してJR九州のIPOは前向きに検討すべきIPOだと思っています。
人気化しやすい政府放出株であることに加え、JR九州の今期の経常利益は前期比で67.0%増の535億円と大幅に改善。熊本地震があったにも関わらず過去最高益の見通しなのは心強いところです。
また、時価総額が5,000億円規模なのであれば、その半分の放出でも2,500億円の公開規模です。大型IPOであることは間違いありませんが、国内の公開規模が493億円で応募倍率が25倍と当選が困難だったLINEラインのIPOを顧みると、予想以上に需給がタイトになるかもしれません。
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ちなみに、昨年の日本郵政3グループでは、日本郵政=6,930億円、ゆうちょ銀行=5,980億円、かんぽ生命保険=1,450億円、3社合計で1兆4,360億円の超大型IPOでした。
日本郵政グループ3社のような超大型案件でも結果的には結構な競争倍率となり、上場日には買いが殺到して初値が高騰したことを考えると、フル参戦で臨んでも結構厳しい戦いになりそうな気がます。
もちろん、上場前に決定される仮条件の価格次第ではありますが、WIN太郎は十分妙味のあるIPOだと思っており、JR九州上場の正式発表を心待ちにしています^^
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JR九州のIPOに向けての準備
JR九州のIPOの前に準備出来ることはしておきましょう。事前にどれだけ準備できるかでIPO投資で得られる利益額は変わってきます。
一つでも多くの当選を目指すなら口座数が勝負なので、今やれる事(保有していない証券口座の開設や資金繰りのイメージ等)はしっかりやっておきましょう。
日本郵政グループやLINEラインのIPOの時のように、東海東京証券やSBI証券、カブドットコム証券やマネックス証券、など、主幹事以外でどれだけ当選できるかがポイントになりそうです。
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