IPOラッシュに突入しても好調な地合いが続いています。
本日上場したビーグリー(3981)のIPOは公募割れを回避し(初値は公募価格+1円)、その後もしっかりと上昇して堅調な展開となりました。
ビーグリー(3981)の日中足チャート
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個人的には公募割れの可能性の方が高いと思っていたので、公開規模が98億円もあるビーグリー(3981)のIPOがここまで強いとは思いませんでした。
一方で、初日値付かずで即金入りしたほぼ日(3560)は前日の最終気配値(5,410円)からマイナスのスタート(初値は5,360円)となり、本日即金明けとなったファイズ(9325)のIPOも元気がありませんでした…。
これを見て「IPO地合いの潮目が変わった?」という見方も一部ではあるようです。
ほぼ日(3560)の日足チャート
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ファイズ(9325)の2日足チャート
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しかしながら、吸収規模が大きく当初から警戒されていたビーグリー(3981)やうるる(3979)のIPOが出来高を伴って順調に推移している意味合いは大きいです。
ほぼ日(3560)やファイズ(9325)の伸び悩みは少し残念ですが、初値が高騰したIPOから次のIPOへ資金が向かっているだけであり、IPOに対する資金は上手く回転していると思われます。
個人的には、本日のビーグリー(3981)やストップ高までしたジャパンエレベーターサービス(6544)、そしてうるる(3979)2日目の強さを見ても、まだまだIPOに対する個人投資家の買い意欲は旺盛だという印象です。
初値が高騰したIPOが失速しても公開規模が大きなIPOが堅調だと「安心感」がありますね。今の好地合いが少しでも長続きするためには良い傾向だと思います。
この調子で22日(水)上場のマクロミル(3978)も頑張って欲しいところですが、果たしてどうなるでしょうか。
ただ、このところ新興市場の指標であるマザーズ指数の下落が少し気掛かりではあります…。
マザーズ指数の日足チャート
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