IPO投資で最大の損失となった失敗事例を紹介します。
長年IPO投資で利益を積み重ねてきたWIN太郎ですが、過去には目を覆いたくなるような大失敗も経験しています。
過去最大の損失を計上したIPOは、2000年のITバブル時代に上場した
メッツ(4744)です!
既にメッツ(4744)は2015年に上場廃止(最後は株価1円)となっており、個人的なIPO損益は「2000年番外編」に計上済です。
時代はまさにITバブル ⇒ IPOバブル!
まずは当時がどんな時代だったのか軽く説明しておきます。
WIN太郎がIPO(新規公開株)に興味を持ち始めたのは1998年~1999年頃で、株式市場がITバブル→IPOバブルへと突き進んでいました。
1999年6月にアメリカのNASDAQとソフトバンクの折半出資で大阪証券取引所にナスダック・ジャパン(後のヘラクレス市場→現ジャスダックに統合)が創設され、対抗するように東京証券取引所が年末に東証マザーズ市場を創設しています。
そのマザーズ1号銘柄としてインターネット総研(IRI)とリキッド・オーディオ・ジャパン(後のニューディール)の2銘柄がIPO(新規上場)しました。

前評判が高かったインターネット総研は、公募価格1,170万円に対して初値は何と5,300万円!(その後7,000万円オーバーまで)
まさに今とは桁違いのバブルですね(笑)
当時はIPOの価格も高単価で公募価格が100万円を越えるIPOも珍しくはありませんでした。それでも公募価格が1,000万円以上で初値が5,000万円オーバーというのは衝撃的でしたね…。
同日の上場で音楽配信事業を手掛けていたリキッド・オーディオ・ジャパンも公募価格300万円に対して610万円の初値を付けています。
そう言えば、リキッド・オーディオ・ジャパンは小室哲也・浜崎あゆみ・つんく等の大物ミュージシャンを招いて年明けに盛大な上場記念パーティーを開催していましたね。。
今思えば皆が浮かれていた華やかな時代でした(笑)
まあ、その後は色々ありまして、IRIは2007年に、ニューディールは2009年に上場廃止となっています…。
IPO投資で過去最大の失敗!その2(明日投稿)へ続きます
~8/16(水)夕方~8/21(月)まで夏休みを頂きます~
個別のメールやコメントへの返信は22日(火)以降になりますのでご了承くださいm(_ _)m。期間中にIPO承認等が出た場合も22日以降に更新致します。
※夏休み期間中は事前に書いたものを予約投稿しています。

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