超大型IPOと言われるソフトバンクのIPOは、12日(月)にも新規承認されるとの報道がありました。
ここは勝負どころなので、少し面倒でしたが過去の超大型IPOの結果やその後の株価動向を調べて昨日アップしています。
リンク先はデータのみなので、本日は初値結果について少し補足しておきます。※初値後の株価推移については後日記事にする予定です
超大型IPOの初値結果と騰落率について
公開規模が3,000億円を越えるIPOを超大型IPOとすれば、過去の勝率は13勝3敗(勝率81%)と高確率で成功しています。
もちろん銘柄自体の良し悪しがあり、その時々の「時代背景」や「地合い」にもよるので、過去の結果は参考でしかありません。
しかし勝率だけで見れば超大型IPOの過去実績は概ね良好と言えます。
ただし、上位銘柄の多くは国営から民営化された企業であり、失敗の許されない所謂『国策案件』でした。
まあ、民営化案件でもJT(2914)は公募割れしてますが…。また、産業革新機構の主導で「日の丸案件」とも言われたジャパンディスプレイ(6740)も大きく公募割れしています。
個人的には2016年のJR九州や、2015年の日本郵政グループ3社で大きな利益を得ることができました。
「どの程度の力量」で挑んだかの違いもあり、第一生命やサントリー食品、日本航空では少額の利益となっています。
それ以外はIPO投資をしていない時代の銘柄もあり、参加を見送ったIPOも多いので、幸いにもこれまでは超大型IPOで負けたことはありません。
超大型のIPOは努力次第で大量当選も可能なので、大きく稼げるチャンスです。
しかしながら、万が一公募割れしてしまうと大量当選が仇となって損失額も大きくなります。
通常のIPO投資は高評価のIPOにだけ参加すればリスクもなく、そもそも「当選できるか否か」のほうが重要ですが、超大型IPOは少し趣が異なります。
IPO新規公開株ブログランキング
超大型IPOに最初から高評価がつくことは稀なので「低リスクで儲かるIPO投資」とは少し違う点は注意したいところです。
ソフトバンクのIPOに対してどの程度の力量で臨むかはまだ決めていませんが、基本は参加方向であり、もちろん全力で参加できる準備はしておきます。
準備を怠るとチャンスが訪れた際に掴むことも出来ませんからね。
コメントフォーム