Sansanの初値予想とIPO参加スタンスです。
Sansan(4443)は、 名刺管理サービスの「Sansan」や名刺管理アプリ「Eight」を手掛けている企業です。
現時点での予想会社の評価は微妙なところで、ブックビルディングは6/3(月)から6/6(木)となってます。
Sansan(4443)の仮条件
4,000円~4,500円
Sansan(4443)の仮条件は、想定価格範囲の3,650円~4,500円から下限を切り上げる格好でやや強めに設定されました。上限価格で計算した今期予想PERは赤字のため算出できず、吸収規模は約388.6億円となります。
SansanIPOの参加スタンス
野村證券 | 検討中 |
SMBC日興証券 | 検討中 |
大和証券 | 検討中 |
みずほ証券 | 検討中 |
SBI証券 | 参加 |
三菱UFJMS証券 | 検討中 |
楽天証券 | 検討中 |
マネックス証券 | 検討中 |
極東証券 | 口座なし |
カブドットコム証券 | 検討中 |
DMM株 | 検討中 |
単価も高いので非常に悩みどころですね…。期待していたIPOなので参戦したいところですが、リスクもあるのでギリギリまで検討したいと思います。
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Sansan(4443)IPOの評価ポイント
Sansan(4443)は知名度もあり注目度の高いIPOとなります。
個人的にも待望していたIPOですが、400億円近い公開規模、赤字上場、VCの量&売出比率等、思った以上に懸念材料がありました。
証券会社も評価に悩んだのか、通常は一本値の想定価格に相当な幅を持たせる異例の対応となってます。
ただ、昨日決定した仮条件は下限価格が底上げされたので、機関投資家や海外の反応はそれなりだったものと思われます。
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2019年5月期は、売上高が前期比約37.5%増、経常利益はまだ赤字ながら前期比で1/3に減少する見込みで、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高で約73.1%、経常利益は約69.8%となっています。
売上の伸びは順調ですが、やはりまだ赤字であるという点は気になりますね。
Sansan(4443)の公開規模は上限決定で約388.6億円と大きく、今年一番の大型IPOとなります。
VC(ベンチャーキャピタル)は計18本(約1300万株)あり、約半数がIPO時に放出され、最初から全株売りに出すVCも数本あります。
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代表や経営陣の持ち株には上場後90日のロックアップがかかっており(価格による解除条項なし)、VC残を含む他の大株主にもロックアップがかかってますが、約450万株は公開価格の1.5倍(想定で6,750円)以上で解除されます。
株主にはサイバーエージェント(59万株)、光通信(36万株)、日本経済新聞社(23万株)の名前があり、日本経済新聞社はIPOの売出しで全株放出、サイバーエージェントは50%を放出します。
こうして見ると厳しい面ばかりが目立ちますが、Sansan(4443)のビジネスはストック型で解約率も低いため、今後も売上の拡大が続けば来期(2019年6月~)の黒字化は十分に見込めると思われます。
あとは名刺管理ビジネスから今後どこまでビジネスの幅を広げることができるかがポイントになりそうですね。
また、OA分を含む売出し株の半数を上限に海外へ販売される予定であり、その上で仮条件の下限が底上げされた点は安心材料かもしれません。まあ、実際に海外からの引き合いがあるのかは蓋を開けてみるまで分かりませんが…。
いずれにしても非常に判断が難しいIPOなので、今後もじっくり検討したいと思います。
Sansan(4443)IPOの初値予想
公募価格近辺
Sansan(4443)のIPOは、公募割れも視野に入れた公募価格近辺の初値予想とします。
予想会社の現段階での初値目途は3,500円~5,000円となっているようです(仮条件決定前の数値です)
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