SOSiLA物流リート投資法人IPOの初値予想とIPO参加スタンスです。
SOSiLA物流リート投資法人(2979)は、総合商社の住友商事(8053)をスポンサーとする物流型のリートIPOです。
SOSiLA物流リート投資法人IPOのブックビルディングは、11/25(月)~11/29(金)となってます。
リート(不動産投資信託)のIPOは通常のIPO投資とは少し異なるため、IPO投資初心者の方はご注意下さい。
SOSiLA物流リート投資法人IPOの仮条件
100,000円~103,000円
SOSiLA物流リート投資法人(2979)の仮条件は、想定価格の10.0万円を下限としてやや強めに設定されました。上限価格で決まった場合の公開規模は526.7億円となります。
SOSiLA物流リート投資法人のIPO参加スタンス
SMBC日興証券 | 参加 |
大和証券 | 参加 |
みずほ証券 | 参加 |
三菱UFJMS証券 | ネット参加不可 |
野村證券 | ネット参加不可 |
今回は勝負所と判断して参加の予定ですが、どの程度のパワーで臨むかはギリギリまで検討したいと思います。
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
SOSiLA物流リート投資法人のIPO評価
リートのIPOはここ2年内に上場した全ての銘柄が初値で公募割れ(6連敗中)となっており、普通に考えれば参加見送りが無難です。
しかし、この半年間でリート株は買われに買われ、公募割れした6銘柄も今は全て公開価格を大きく上回っている状況です。
この背景には、日本はもちろん世界的な低金利を受け、高い分配金利回りを得られるリート株に資金が流入している事が考えられます。
ちなみに、11月22日(金)時点で全リートにおける平均分配金利回りは約3.44%、私の保有するリート株の平均分配金利回りは約5%ほどあります。
リート指数
※クリックで拡大します
これだけリート株が上昇しても、まだこれ程の利回りがあるというのは心強いですね。
SOSiLA物流リート投資法人の分配金見込みは、2020年5月で2,109円(利益超過分211円含む)、2020年11月で2,357円(利益超過分211円含む)となっているようです(営業マンからのヒアリングによる)
公募価格を10.3万円とすると、来期分の分配金利回りは約4.34%となります。
項目別個人的評価
・分配金利回り=中立~〇
・最近のリート相場=〇(直近は中立)
・全体相場の地合い=中立
・リートIPOの近年の初値パフォーマンス=△
・公開規模=中立~△
・格付け(JCRでA+/安定的)=中立
・リートタイプ(物流型)=中立
・投資対象物件=中立
WIN太郎はIPO投資以外にPO投資も行っていますが、今年は特にリート株のPOが争奪戦になっており、感覚的には以前の半分も配分がない印象です…。
個人の人気もさることながら、それ以前に資金の運用先に困っている信金や事業法人等からの法人需要が急速に増している雰囲気です。今回の仮条件の上振れもそれらを反映したモノと思われます。
こうした背景もあるため、個人的にはSOSiLA物流リート投資法人はIPOの段階から強い法人需要があると見ています。
SOSiLA物流リート投資法人IPOの初値予想
112,000円
SOSiLA物流リート投資法人(2979)は、公開価格を103,000円として+9,000円上回る112,000円の初値予想とします(実質利回り約4.0%水準)
仮に需給の影響で公開価格を割れる場面があっても、何れは見直される可能性が髙いと思われるため、今回は長期保有も視野に入れればローリスクな案件だと見ています。
↓皆さんの初値予想は?↓
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