日通システムのIPO評価と初値予想です。
日通システムIPOの上場日は10/13(火)で、IPOの申し込みは9/25(金)からスタートします。
日通システムの事業概要
日通システム(4013)は、統合HRMソリューションの開発・販売・サポートまでの一貫したソリューションサービスを展開しています。
HRM(Human Resource Management)とは「人的資源管理」の略称で、日通システムは「勤次郎」シリーズの勤怠管理システムをはじめとしたソリューションサービスを、クラウドとオンプレミス(パッケージでの提供&保守)で提供しています。
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「勤次郎」シリーズの就業マネジメントシステムは5,000を超す企業団体に導入され、日通システムは直販だけでなく販売パートナー経由でも販売しており、これらサービスは月額料金や年額料金で継続的な収益を生むリカーリングレベニューのビジネスとなっています。
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近年はクラウドによる提供が伸びており、クラウドサービスの契約社数は1,187社(2020年6月時点)となり、解約率も0.2%を下回る水準で推移しています。
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日通システムは、統合ERPの「勤次郎enterprise」を中核としたクラウドやパッケージの提供により、顧客企業の「働き方改革&健康管理」を支援するとともに、顧客企業の財務基盤強化と企業価値の向上を図ります。
日通システムのソリューション構成図
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日通システムのIPO評価
日通システムが手掛けるHRM(人的資源管理)事業は、近年の「働き方改革」にも合致して近年ニーズが高まっているようです。
コロナによるテレワークや在宅勤務にも対応しているようなので、今後もクラウドによる提供で順調な伸びが期待できそうですね。
また、解約率の低いリカーリングサービスである点も魅力的です。
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ただ、公開規模は想定価格ベースで約82.8億円と大きいため、人気化しても上値は重そうです。
既存株主には90日間・180日のロックアップが掛かってますが、VC(ベンチャーキャピタル)保有の45万株は公開価格の1.5以上で解除されます。
スケジュール的にも大型IPO後の単独上場で悪くないため、現時点での個人的評価は「C」とし、よほど地合いが悪化しない限りは堅調なスタートが見込めると見ています。
日通システムのIPO基礎情報
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | みずほ証券 三菱UFJMS証券 東海東京証券 SBI証券 岩井コスモ証券 エース証券 豊証券 auカブコム証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
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日通システムIPOの初値予想
日通システムの初値予想は3,650円とします。
※想定価格平均=2,880円:仮条件決定前
仮条件が決定する9/23(水)以降に再度初値予想をアップします
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