アピリッツのIPO評価と初値予想です。
アピリッツの上場日は2/25(木)で、IPOの申し込みは2/5(金)からスタートします。
アピリッツ(Appirits)の事業概要
アピリッツは、Webソリューション事業やオンラインゲーム事業を展開している企業です。
Webソリューション事業では、顧客企業のECサイトやウェブシステムの企画、開発、保守に加え、ウェブマーケティングやセキュリティー対策までを一貫して対応しています。
これらに加え、ECサイトやウェブシステムの構築において有用な各種ASPサービスの提供やエンジニアの派遣も行っています。
オンラインゲーム事業では、自社名で提供するゲームの企画から開発・運営を行う「自社ゲーム開発」、パートナー企業名で提供されるゲームの企画から開発・運営を請け負う「パートナーゲーム開発」、ゲーム開発企業に人材を派遣する「人材派遣」を展開しています。
「自社ゲーム開発」ではスマホ向けゲームを中心に、オンラインゲームプラットフォーム「Appirits Games Project」及び他社オンラインゲームプラットフォームを通じてオンラインゲームを無料で提供し、ゲーム内のアイテム課金等により収益を得ています。
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「パートナーゲーム開発」では、パートナー企業のオンラインゲームの受託開発で開発請負やリリース後の運営で収益を得ており、「人材派遣」では、自社の社員を派遣して当該企業のゲーム開発を支援し、人材派遣収入により収益を得ています。
自社オンラインゲーム「ゴエティアクロス」
自社オンラインゲーム「アンノウンブライド」
アピリッツの業績推移
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アピリッツのIPO評価
アピリッツの設立は2001年で、現在の売上高構成比はWebソリューション事業が約4割、オンラインゲーム事業が約6割となっています。
収益の柱はWebソリューション事業で、売上高や顧客数の前年度からの継続率も7割を越えており、比較的安定的な利益が見込めるようです。
利益ベースではムラがありますが近年は増益傾向となっており、今後はゲーム事業の採算性向上が課題でしょうか。
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アピリッツの公開規模は想定価格ベースで約3.3億円で、VC(ベンチャーキャピタル)の保有は1社で0.45万株のみです。
上位株主には概ね上場後180日・90日のロックアップが掛かってますが、ロックアップ対象外が約9万株ほどあり、VC含む約6万株に関しては公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
ちなみに、総株数の約42.7%(上場後で約35.1%)を保有する筆頭株主の親会社は自動運転教習所のUDSです。
アピリッツの公開規模は非常に小粒であり、ロックアップ対象外や1.5倍の解除分を含めても5億円程度しかないため、相当な需給逼迫が予想されます。
現時点での個人的評価は「A」とし、地合い次第では3日目突入もあり得るIPOと見ています。
アピリッツIPOの取扱い証券
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券 | SBI証券 極東証券 大和証券 いちよし証券 東洋証券 エース証券 マネックス証券(委託取扱い決定!) SBIネオトレード証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
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アピリッツIPOの初値予想
現時点でのアピリッツの初値予想は6,000円とします。
※想定価格=1,180円:仮条件決定前
2/3(水)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
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