全研本社のIPO評価と初値予想です。
全研本社の上場日は6/16(水)で、IPOの申し込みは5/31(月)からスタートします。
全研本社の事業概要
全研本社は、WEB集客支援のコンテンツマーケティング事業やWEB広告のメディア事業、海外IT人材事業やAIプロダクトを提供するAI事業などを展開しています。
また、英会話を軸とした語学事業を創業時から手掛けているほか、自社が保有するビル2棟で不動産事業を行っています。
全研本社の事業系統図
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主力となるコンテンツマーケティング事業では、クライアントの特徴や強みをあきらかにするWEBの集客メディアを制作・運用しています。
運用メディア数は2021年3月末時点で1,300を超え、美容/医療/健康関連、住宅関連、学校/資格関連など、個人の関心が高いBtoC向け3業種を中心に、BtoB向けも含めたあらゆる業種業態における「WEB集客」に応えています。
海外IT人材事業では、「IT人材不足」「進まない高度外国人雇用」を背景に、インドのIT都市であるベンガルールにジャパンキャリアセンター設立し、現地の学生と日本企業のマッチングビジネスを展開しています。
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世界有数のIT国家インドの工科大学29校と提携しており、2021年3月末時点で約5,400人が登録、日本企業の採用実績は122人となっています。
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全研本社の業績推移
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全研本社のIPO評価
全研本社の前身の創業は1975年で、当時は英会話教室や学習教材が中心でしたが、現在は2000年から始めたIT関連の事業が主力となっています。
ちなみに、同社グループから会社分割した英会話事業のゼンケンオールは、2005年~2009年ヘラクレス市場に上場していました。
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業績的には前期は減収ながらも増益で終えており、今期も既に第3四半期で前期の実績を上回って好調に推移しているようです。
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全研本社IPOの公開規模は想定価格ベースで約48.7億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
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全研本社はやや大きめのIPOですが、上場時に余計な売り圧力はなく、翌週のラッシュ前の上場で日程的にも悪くありません。
現時点での個人的評価は「C」とし、堅調な初値が望めるIPOと見ています。
全研本社IPOの取扱い証券
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幹事証券 | SMBC日興証券 SBI証券 楽天証券 三菱UFJMS証券 岡三証券 マネックス証券 auカブコム証券(委託取扱い決定!) 岡三オンライン証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
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全研本社IPOの初値予想
現時点での初値予想は1,750円とします。
※想定価格=1,290円:仮条件決定前
5/28(金)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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