JDSCのIPO評価と初値予想です。
JDSC(4418)の上場日は12/20(月)で、IPOの申し込みは12/3(金)からスタートします。
JDSC(4418)の事業概要
JDSC(4418)は、2018年設立の東京大学発AIベンチャー企業です。
JDSCは、AI(人工知能)や機械学習を活用したアルゴリズムモジュールの開発とライセンス提供事業、ITシステムの開発と運用事業、データサイエンスに関する顧問・コンサルティング事業などを展開しています。
JDSCの事業系統図
JDSCは現在、需要予測関連ソリューション、マーケティング最適化ソリューション、データ基盤構築ソリューション等の7つのサービスを提供しており、一過性ではなく継続的な収入を得る特徴を有しています。
AIソリューション別売上構成
JDSCは、東京大学の大学院光化学系研究科の松尾教授や田中謙司准教授、同大学院情報学環の越塚登教授らを顧問または社外取締役として招聘し技術的な知見から助言を得ています。
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JDSCの売上推移
⇒ JDSC(4418)の事業概要(同社HP)
⇒ JDSC(4418)の目論見書(PDF)
JDSC(4418)の業績推移
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JDSC(4418)のIPO評価
JDSC(4418)は高い売上高成長率を維持しながら既に3期目で黒字化を達成しており、顧客継続率も年々上昇しています。
JDSC(4418)の公開規模は想定価格ベースで約45.5億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)は6社で約302万株が残ります。
既存株主には上場後180日・90日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
また、売出し株数の半数未満を上限として米国やカナダを除く海外にも販売される予定です。
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当日はHYUGA PRIMARY CARE(7133)やグローバルセキュリティエキスパート(4417)とで3社同時上場となり、公開規模も3社の中でJDSC(4418)が最も大きくなります。
ただ、JDSC(4418)は高成長中のAI関連で既に黒字化しており、松尾教授も関係する東大発のAIベンチャーという事で注目度は高いと思われます。
翌日以降も怒涛のIPOラッシュが続くのは心配ですが、上場時に余計な売り圧力はないため、現時点での個人的評価は「C」とし、堅調初値が望めるIPOとみています。
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JDSCのIPO取扱い証券
主幹事証券 | 大和証券 SBI証券 |
幹事証券 | SMBC日興証券 みずほ証券 野村證券 三菱UFJMS証券 マネックス証券 いちよし証券 岩井コスモ証券 岡三証券 SBIネオトレード証券(委託?) auカブコム証券(委託取扱い決定!) 岡三オンライン証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
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JDSC(4418)IPOの初値予想
現時点での初値予想は2,500円とします。
※想定価格=1,620円:仮条件決定前
12/2(木)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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