スマサポのIPO評価と初値予想です。
スマサポの上場日は12/29(木)で、IPOの申し込みは12/13(火)からスタートします。
スマサポの事業概要
スマサポは不動産管理会社向けにソリューション提供事業を展開しており、不動産管理会社と入居者のコミュニケーションを活発化させることで発生する収益を得ています。
入居者満足度調査サービスの「スマサポサンキューコール」は、入居時のお礼や満足度アンケート調査を代行し、新電力やネット回線、ウオーターサーバー等の各種ライフラインサポートなどを案内しています。
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スマサポは不動産管理会社から提供される入居者情報に対価を払うと共に、外部委託先から顧客紹介手数料、及び各種サービス提供会社から取次手数料等を収受しています。
入居者アプリ「totono」は、不動産管理会社と入居者の連絡(入居時点検や駐輪駐車場契約更新、断水のお知らせや退去の各種申請等)や問い合わせなどのコミュニケーションをデジタル化するアプリです。「totono」では問い合わせの返信を代行するチャットセンターも運営しており、不動産管理会社から初期導入料と毎月の利用料を収受しています。
スマサポ内覧サービス「SKB(Sumasapo Key Box)」では、賃貸物件の内覧時における鍵の管理業務効率化を図るためのキーボックスを提供しており、不動産管理会社から導入時に機器代を収受するほか、月額利用料を収受しています。
スマサポではその他にも、入居者の連帯保証人を代行する家賃保証サービス「sumai保証」や入居者安心サービス「スマサポクラブ」等を展開しています
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⇒ スマサポのサービス(HP)
スマサポの業績推移
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2023年9月期の業績予想
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スマサポのIPO評価
2022年9月期のサービス別売上高構成比と主な販売先は以下の通りです。なお、新電力サービスについては完全撤退に向けて対応中であり、将来的に同サービスの手数料収入はなくなる見込みです。
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また、現状では売上の大半が「スマサポサンキューコール」が占めていますが、将来的には入居者専用スマホアプリ「totono」を核とした種々のサービスを企図しています。
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スマサポの公開規模は想定価格ベースで約2.5億円と小粒で、VC(ベンチャーキャピタル)の保有は6社で38.98万株が残ります。
既存株主には上場後180日(VCは90日)のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
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スマサポの上場日は大納会前日の12/29(木)であり、同社の単独上場で年内ラストのIPOとなります。
スマサポは不動産管理会社向けの各種ソリューションサービスで足元の業績も好調であり、前期に黒転して今期は増収増益の見込みとなっています。
超小粒なIPOで余計な売り圧力もないことから需給が逼迫すると思われ、現時点での個人的評価は「A」とし、高い初値が期待できるとみています。
スマサポIPOの取扱い情報
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スマサポIPOの初値予想
現時点での初値予想は1,850円とします。
※想定価格= 760円:仮条件決定前
12/9(金)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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