INFORICH　初値予想

INFORICHの初値予想とIPO参加スタンスです。

INFORICH(インフォリッチ)は、モバイル機器用充電器の貸し出しサービス「ChargeSPOT」を国内外で展開しる企業です。

INFORICHに対する事前評価はそれなりで、ブックビルディングは12/5(月)から12/9(金)となってます。

INFORICHのIPO仮条件

4,400円～4,600円

INFORICHの仮条件は、想定価格の4,400円を下限としてやや強めに設定されました。上限価格で計算した今期予想PERは赤字のため算出できず、吸収規模は約3.0億円となります。

⇒ INFORICHのIPOの評価とIPO初値予想
⇒ INFORICHのIPO上場承認とIPO基礎情報

INFORICHのIPO参加スタンス

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INFORICHのIPO評価ポイント

INFORICHの仮条件は、想定価格の4,400円に対して上限価格が約4.5%上振れました。

INFORICHの2022年12月期の業績は、売上高が約2.6倍(前期は約2.9倍)と大幅な増収も、約15.5億円の営業赤字の見込みであり(前期から約20%赤字縮小)、第3四半期時点の進捗率は、売上高で約66.5%、営業赤字は約80.7%となっています。

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INFORICHの公開規模は仮条件の上限価格で約3.0億円となり、一部は欧州及びアジアを中心とする海外(米国やカナダを除く)にも販売されるほか、0.3億円分は指定販売先へ割り当てられる予定です。

既存株主には概ねロックアップが掛かっており(上場後180日・90日)、多くのVC・法人・個人が保有する約103.98万株に関しては、公開価格の2倍か11,466円の何れか高い方以上でロックアップが解除されます。

同社の手掛けるモバイル充電池のレンタルは、あれば便利な分かりやすいビジネスでもあり、同社の売上は急速に拡大しています(国内シェア80%)。

しかしながら、利益ベースではまだ大幅な赤字の状況であり、来期の黒字化も厳しそうな印象です。

ただ、公開規模は非常に小粒であり、高単価のため枚数的には645枚しかなく、指定販売先へ割り当てや海外への販売分を考慮すると500枚にも満たないかもしれません。

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IPOで最重要な要素の一つである需給面では非常に魅力的ですが、業績的にはまだ赤字で時期尚早の感が強く、単価も高いだけに悩ましい案件です。

個人的には需給妙味が優先するとみていますが、どこまで買われるかは予想し難いところであり、初値買いを狙う猛者達次第と思われます。

INFORICHのIPO初値予想

5,750円

INFORICHの初値予想は、公募価格を4,400円として約1.3倍となる5,750円とします

予想会社の現時点での初値目途は、5,000円～6,000円となっているようです。

↓皆さんの初値予想は？↓

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