AnyMind Group(エニマインドグループ)の初値予想とIPO参加スタンスです。
AnyMind Groupに対する事前評価はそれなりで、ブックビルディング期間は3/13(月)から3/17(金)となってます。
AnyMind Groupは、ブランドの商品企画・生産、EC構築・運用、マーケティング、物流までを一括で支援できるプラットフォームを、世界13か国で開発・提供している企業です。
AnyMind Group(5027)は、昨年の3月と12月の計2回IPOを中止しており、今回は3度目の挑戦となります。
AnyMind GroupのIPO仮条件
970円~1,000円
AnyMind Groupの仮条件は、想定価格の970円を下限としてやや強めに設定されました。上限価格で計算した今期予想PERは約675.7倍、吸収規模は約30.9億円となります。
⇒ AnyMind GroupのIPO評価とIPO初値予想
⇒ AnyMind GroupのIPO上場承認とIPO基礎情報
AnyMind GroupのIPO参加スタンス
みずほ証券 | 参加 |
三菱UFJMS証券 | 参加 |
SBI証券 | 参加 |
大和証券 | 参加 |
野村證券 | 参加 |
松井証券 | 参加 |
SMBC日興証券 | 参加 |
岩井コスモ証券 | 参加 |
岡三証券 | 参加 |
auカブコム証券 | 参加 |
岡三オンライン | 参加 |
DMM株 | 参加 |
現時点ではフル参の予定です。
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AnyMind GroupのIPO評価ポイント
AnyMind Groupの仮条件は、想定価格の970円に対して上限価格が約3.1%上振れました。
AnyMind Groupの2022年12月期の業績は、売上高が約28.8%増、営業利益は黒字に転換する見込みで、2023年12月期は、売上高が約32.1%増、営業利益は約10倍となる見込みです。
AnyMind Groupの公開規模は仮条件の上限価格で約30.9億円となり、欧州及びアジアを中心とする海外市場(米国及びカナダを除く)に売出し株数の半数未満を上限として販売されます。
上位株主には上場後360日・180日のロックアップが掛かっていますが(価格による解除条項なし)、VC2社が保有する一部株式(各1,352,100株の計2,704,200株)に関しては、公開価格の1.5倍(想定で1,500円)以上でロックアップが解除されます。
また、上場時に行使可能なロックアップ対象外の新株予約権が最大で約119万株ほどあるようです。
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昨年末の時と比べると、今回は前期の決算数値を上方修正してきており(赤字から黒字へ)、さらに今期の営業利益は大幅に増加(約10倍)する予想を出しています(前回は非開示)
そのような中、今回の想定価格と仮条件は昨年末と全く同じ条件で決定しており、さらに今回もファンドによる最大7億円相当を公開価格で購入することへの関心の表明が発表されています。
※クリックで拡大します
前回はイマイチ怪しい雰囲気の中から「関心の表明」で一気にムードが好転した経緯もあり、今回はそこに業績の上振れもプラスされたため、前回以上に安心感は増した印象です。
当日は大型IPOの住信SBIネット銀行と同日の上場で資金分散の影響は受けそうですが、3社の中では同社の公開規模が最も小型であり、堅調な展開になるとみています。
<前回比較>
上場市場: 東証グロース(変更なし)
上場時発行済み株数:56,986,200株(変更なし)
公募株数: 885,300株(変更なし)
売出株数: 1,804,200株(変更なし)
OA株数: 403,400株(変更なし)
公開株数 :トータルで前回と変更なし
想定発行価格: 970円(変更なし)
公開規模 ⇒ 30.0億円(想定価格ベースで変更なし)
時価総額: 552.8億円(想定価格ベースで変更なし)
※幹事団 : 大和証券と野村證券が新規に加入
仮条件:変更なし
決算数値:上方修正
ファンドによる関心の表明:変更なし
AnyMind GroupのIPOの初値予想
1,300円
AnyMind Groupの初値予想は、公募価格を1,000円として+350円となる1,300円とします。
予想会社の現時点での初値目途は、1,350円~1,500円となっているようです。
↓皆さんの初値予想は?↓
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