クオルテックのIPO評価と初値予想です。
クオルテックの上場日は7/28(金)で、IPOの申し込みは7/11(火)からスタートします。
クオルテックの概要
クオルテックは、電子部品の不良解析や信頼性試験等の受託サービスを主力とし、レーザ加工や表面処理技術を中心とした微細加工等も手掛けている企業です。
会社名 | クオルテック |
代表者 | 山口 友宏(49歳) |
所在地 | 大阪府堺市堺区三宝町4丁230番地 |
設立 | 1993年 |
従業員数 | 223人 |
IPO調達資金使途 | 設備資金(試験所新設費用など) |
クオルテックは1993年の設立で、2019年にはCBCと資本業務提携し、2021年にはSGSジャパンと合弁会社を設立しています。
クオルテックの沿革
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事業的には、信頼性評価事業、微細加工事業、その他事業の3つで構成されています。
信頼性評価事業
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⇒ クオルテックの事業内容(HP)
クオルテックの業績推移
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クオルテックのIPO評価
2022年6月期の売上高構成比は、信頼性評価事業が約85.2%、微細加工事業が約10.4%、その他が約4.4%で、主な販売先はデンソーや富士電機となっています。
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クオルテックの公開規模は想定価格ベースで約35.2億円となります。
VC(ベンチャーキャピタル)の保有は1社で92.5万株(総株数の約44.05%:第2位株主)を保有していますが、上場時に全株を放出します。
残株主(取締役の血族と業務提携先のCBCの2名のみ)には上場後90日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
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クオルテックは電気自動車で使われるインバーターの中のパワー半導体の信頼性評価装置や試験等がメインのようで、主な販売先はデンソーで売上の約2割を占めています。
業績的には2023年6月期は若干の減益見込みで、2024年6月期は非開示であり、今期の業績次第で評価が大分変りそうな中、大株主のVCが上場時に全株を放出するのは気になるところです。
主幹事(野村)や公開規模からすれば何とかなりそうな気もしますが、現時点での個人的評価は「D」とし、引き続き仮条件を待ちたいと思います。
クオルテックのIPO取り扱い証券
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | SMBC日興証券 SBI証券 岩井コスモ証券 丸三証券 岡三証券 極東証券 マネックス証券 岡三オンライン(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
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クオルテックIPOの初値予想
現時点での初値予想は公開価格近辺とします。
※想定価格= 2,540円:仮条件決定前
7/7(金)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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