ヒューマンテクノロジーズ(5621)のIPOは、公開価格の1,224円を約2.5%下回る1,194円の初値となりました。
また、同時上場となった早稲田学習研究会は、公開価格を約15.3%上回る初値を付けました(公開価格970円⇒初値1,118円:下部に詳細)
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ヒューマンテクノロジーズIPOの気配推移
9時直前は引き受け価格近辺に投入されたシンジケートカバーの玉に支えられた格好で、9時には約42万株の売り越しでスタートしました。
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シンジケートカバーの買い支えは8時55分時点で既にMAXの49.32万株が投入されていたようです。
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ヒューマンテクノロジーズIPOの株価推移
ヒューマンテクノロジーズは9時3分に自力で初値(1,194円)を付け、初値形成時の出来高は49.62万株、売買代金は約5.9億円でした。
初値形成後に揉んだ後は直ぐに公開価格を奪還しましたが上値は重く、しばらくは公開価格近辺での落ち着いた値動きでした。
後場には一時安値を割り込む場面もありましたが、その後は徐々に値を戻して最後は公開価格を上回る@1,240円で引けています。
ヒューマンテクノロジーズの日中足チャート
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ヒューマンテクノロジーズ(5621)の最終的な出来高は、公開株数の3,781,200株に対して2,567,800株(約0.68回転)、売買金額は約31.4億円で、VWAPは約@1,223.33円でした。
ヒューマンテクノロジーズは初値こそ公開価格割れとなりましたが、最終的には公開価格を上回る価格で引けており、今回も2割アップの公開価格が「正当化」された格好となりました…。
新ルールを仕掛けた側としては「狙い通り」の結果なのでしょうが、IPO好きからすれば全く以て面白くないルールです(><)
↓皆さんの結果は?↓
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早稲田学習研究会IPOの結果
早稲田学習研究会の9時直前の初値合致点は1,087円前後で、9時には約93.5万株の買い越しでスタートしました。安ければ買いたいと思ってましたが、やはり皆考えることは同じでしたね。。
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早稲田学習研究会は9時26分に1,118円の初値を付け(約15.3%高)、初値形成時の出来高は114.27万株、売買代金は約12.8億円でした。
初値形成後も買われましたが上値は重く、その後は比較的落ち着いた値動きとなりました。後場には初値や1,100円を割り込む場面もありましたが、引けにかけて再び買われて最後は@1,156円で引けています。
早稲田学習研究会の日中足チャート
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早稲田学習研究会の最終的な出来高は、公開株数の3,922,100株に対して5,700,600株(約1.45回転)、売買金額は約64.81億円で、VWAPは約@1,136.85円でした。
タグ :ヒューマンテクノロジーズ 初値結果 早稲田学習研究会
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