INFORICH(インフォリッチ)の初値予想最終版です。
INFORICHのIPOに対する予想会社の事前評価はC評価で、堅調な初値が見込めるIPOと見られていました。
INFORICHの公募価格
4,600円
INFORICHの公募価格は、仮条件4,400円～4,600円の上限となる4,600円で決定しました。公募価格で計算した今期予想PERは赤字のため算出できず、吸収規模は約3.0億円となります。
INFORICHのIPO抽選結果
| 大和証券 | 選外(落選) |
| SBI証券 | 落選 |
| 楽天証券 | 落選 |
| 岡三証券 | 落選 |
| 丸三証券 | 口座なし |
| ちばぎん証券 | 口座なし |
| ひろぎん証券 | 口座なし |
| 岡三オンライン | 落選 |
| DMM株 | 落選 |
楽天証券の抽選倍率は約3,279倍でした。
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INFORICHのIPO初値予想
6,600円（公募比＋2,000円）
INFORICHの初値予想は、公募価格4,600円を2,000円上回る6,600円とします。
⇒ INFORICHのIPO初値予想と参加スタンス！
⇒ INFORICHのIPO評価と初値予想！
⇒ INFORICHのIPO上場承認とIPO基礎情報！
INFORICHの公開規模は約3.0億円(64,500株)で、指定販売先へ6,300株(約0.29億円)、海外への販売が9,700株(約0.45億円)となりました。
既存株主には概ねロックアップが掛かっており(上場後180日・90日)、多くのVC・法人・個人が保有する約103.98万株に関しては、11,466円以上でロックアップが解除されます。
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同社が展開するモバイル充電池レンタル事業は国内シェアで80%を占めており、売上的には2021年12月期は前期比で約2.9倍、今期は約2.6倍と急拡大中です。
しかしながら、前期は売上(約16億円)以上の赤字額(約19億円)を計上しており、今期もまだ15億円を越える赤字(売上は約43億円)の見込みであり、業績的には先行きが不透明な状況です。
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ただ、同社の公開規模は海外販売や親引け割当分を除くと約2.23億円(4,600円×485枚)と極端に絞っており、業績のマイナス面を需給の優位性でカバーしています。
ここまで小さいと大口の個人投資家が強気に出るだけで需給が逼迫する可能性もあり、仮に当日の上限価格まで吊り上げられても当選者以外の売り圧力はありません。
まあ、上場後の流動性を考えるとそれほど無茶をする猛者も少数と思われ、単価も高いので安易に参戦してくる層も少なそうですが、株数的に希少性が高いIPOであるのは間違いありません。
とりあえず、警戒しながらも将来性を見込んで買いを入れてくる投資家もいると思われ、当選者の売り惜しみもありそうなため、初動は買い優勢になるとみています。
正直どの程度で売り買いが一致するのか分かりませんが、本日上場のトリドリ(同じく赤字上場のIPO)の終値ストップ安を見て強気の投資家も減ったと思われ、予想会社の初値予想の価格が一つの目安になるとみています。
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※主幹事の引受価格＝4,232円
予想会社の最終初値予想は7,000円となっているようです。※大手のもう1社は5,500円
※シンジケートカバーの玉は最大で0.84万株です。
INFORICHのIPOの気配運用
INFORICHの初値決定前の気配運用は以下の通りです。
・気配上限＝ 10,580円（公募価格の2.3倍）
・気配下限＝ 3,450円（公募価格の0.75倍）
・更新時間＝ 10分毎（下限方向の場合は3分毎）
・更新値幅＝ 230円（下方の場合は通常の値幅制限）
※注文受付の範囲は1,150円～18,400円です。
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