日水コンのIPO評価と初値予想です。
日水コンの上場日は10/16(水)~10/22(火)の何れかの日で、IPOの申し込みは最短で9/27(金)からスタートします。
日水コンの概要
日水コンは「水」を専門とした建設コンサルタントで、上下水道などのライフライン、河川・砂防などの防災関連など「社会インフラ」の整備において、調査・設計などに関わる技術的なコンサルティングを行っています。
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会社名 | 日水コン |
代表者 | 間山 一典(65歳) |
所在地 | 東京都新宿区西新宿六丁目22番1号(新宿スクエアタワー) |
設立 | 1959年 |
従業員数 | 660人(連結723人) |
IPO調達資金使途 | - |
日水コンは「日本水道コンサルタント」として1959年に創業し、上下水道事業を中心とした水のコンサルティング事業で「水のインパクトカンパニー」を目指しています。
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具体的には、水道部門や下水道部門における調査・計画や設計・工事管理のほか、河川部門(河川、湖沼、ダム、海域・沿岸の治水、利水、環境保全)、環境部門(上下水道・河川事業の水質・環境関連、環境評価・保全、防災及び廃棄物対策)、建設部門(上下水道に係る施設)、機電部門(上下水道事業に係る施設)等の事業部門を抱え、国内だけでなく、アジア・インド・アフリカ等の海外案件も受注しています。
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業務対象のイメージ図とソリューションの具体例
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日水コンは中央官庁や地方自治体との信頼関係と実績を有しており、2023年12月期の売上高の約94.3%が官公庁案件となっています。
事業内容別売上構成と主な販売先
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⇒ 日水コンのソリューション(HP)
日水コンの業績推移
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日水コンのIPO評価
日水コンの公開規模は想定価格ベースで約86.3億円となり、栗本鉄工所に11億円分、石垣メンテナンスに5億円分、ヒノデホールディングスに1億円分、管清工業に0.5憶円分、従業員持株会に0.45億円分を上限に親引け販売する予定です(計17.95億円分)。
総株数の約49.65%を保有する野村系のVCが上場時に全株を放出し、個人14名が保有する計16.4万株を除く上位株主には上場後180日のロックアップが掛かってます。
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日水コンは水専門の社会インフラ関連ということで安定感はありそうですが、東証スタンダードの上場でやや地味な印象です。
また、IPOとしては公募ゼロのファンドによる出口案件でもあり、親引け分を除いた実質的な公開規模も軽くありません。
主幹事や配当利回り(約4.06%)から考えると下値は限られそうですが、現時点での個人的評価は「D」としておきます。
日水コンIPOの取り扱い証券
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | 岡三証券 岡三オンライン(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
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日水コンのIPO初値予想
現時点での初値予想は公開価格近辺とします。
※想定価格= 1,430円:仮条件決定前
最短9/25(水)~10/1(水)に決定する仮条件後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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