日本調理機のIPO評価と初値予想です。
日本調理機の上場日は11/9(火)で、IPOの申し込みは10/22(金)からスタートします。
⇒ 日本調理機IPOの上場承認とIPO基礎情報
日本調理機の事業概要
日本調理機は、厨房用機械の開発・製造・販売を手掛ける業務用総合厨房機器メーカーです。
日本調理機は1947年創業の厨房機器のパイオニアであり、全国の学校給食センターや社員/学生食堂、病院/老健施設、セントラルキッチン、ホテル/レストラン等を事業領域としています。
※クリックで拡大します
日本調理機の主力製品は、食器洗浄機、食器消毒保管気機、回転釜、炊飯器、スチームコンベクションオーブン等となっています。
また、日本調理機は製品の製造販売のみならず、厨房システムの企画、開発、設計、生産から施工、アフターサービスに関する事業を行っています。
※クリックで拡大します
日本調理機は国内全てのエリアをカバーすべく、東京23区を担当する本社営業部に加え、6支店32営業所、工場や物流センター、コールセンター等を構えて全国に展開しています。
事業系統図
※クリックで拡大します
日本調理機の業績推移
※クリックで拡大します
日本調理機IPOの評価
「厨房機器」というと個人的には中古や居抜きの利用イメージが強いですが、同社は全国の学校を中心に、医療・福祉関係など様々な施設の給食部門を顧客としています。
長年の実績から現状設備の施行年や建替時期等の情報を把握しており、豊富なノウハウと的確な営業活動により、業績は比較的安定しているようです。
前受金不要の岡三オンライン証券!IPO取り扱い急増!
日本調理機の公開規模は想定価格ベースで約7.9億円で、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
上位株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
↓抽選後期型の岩井コスモ証券↓
日本調理機は東証2部上場の地味なIPOであり、事業的な魅力も乏しい上に、近年の業績も微減傾向であるため、IPOで人気化する要素は見出せません。
とは言え、小型のIPOで上場時に余計な売り圧力もなく、閑散期の単独上場で日程面も悪くないため、現時点での個人的評価は「D+」とし、それなりに堅調な初値が見込めるIPOとみています。
日本調理機IPOの取扱い証券
主幹事証券 | SBI証券 |
幹事証券 | 大和証券 三菱UFJMS証券 岡三証券 極東証券 水戸証券 岩井コスモ証券 エイチ・エス証券 アイザワ証券 松井証券 光世証券 東洋証券 むさし証券 SBIネオトレード証券(委託取扱い決定!) auカブコム証券(委託?) 岡三オンライン証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
IPOチャレンジポイントによる配分数は、公開規模からして100株と思われます。
↓IPO投資で必須のSBI証券↓
日本調理機IPOの初値予想
現時点での初値予想は3,050円とします。
※想定価格=2,710円:仮条件決定前
10/20(水)の仮条件決定後、ブック開始の10/22(金)を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
IPO新規公開株ブログランキング
コメントフォーム