ミライロのIPO評価と初値予想です。
ミライロの上場日は3/24(月)で、IPOの申し込みは3/6(木)からスタートします。

ミライロの概要
ミライロは、障害者手帳をデジタル化した「ミライロID」を開発・運営している企業で、ミライIDソリューション、ユニバーサルマナー研修及び検定、コミュニケーションサポートを展開しています。
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会社名 | ミライロ |
代表者 | 垣内 俊哉(35歳) |
所在地 | 大阪府大阪市淀川区西中島3-8-15 EPO SHINOSAKA BUILDING 8F |
設立 | 2010年 |
従業員数 | 50人 |
IPO調達資金使途 | ソフトウエア開発・改修費用、人材採用・人件費、ソフトウエア利用者登録作業費、長期借入金の返済、広告宣伝費、事務所設備への設備投資 |
ミライロの沿革
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「ミライロID」は、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳の3種の障害者手帳をスマホアプリのデジタル障害者手帳として提供しているもので、2024年末現在の導入事業者数は4,000事業者以上、ユーザー数は40万人を突破しています。
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ミライIDソリューションでは、ミライロIDによる障害者に対するサービスや、企業等からの障害者への対応・取り組みに関する相談に対し「ミライロID」や専門人材を活用したソリューションやコンサルティングを提供しています。
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ユニバーサルマナー研修および検定では、障害者が講師となるユニバーサルマナー研修や検定を会場開催・オンライン開催・eラーニングにより実施しています。
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コミュニケーションサポートでは、聴覚や発話に困難のある方に向けた情報保障サービス「ミライロ・コネクト」を提供しており、企業や自治体に向けた遠隔手話通訳サービス、手話リレーサービス、手話・文字通訳派遣の提供に加えて、電話リレーサービスのオペレーター業務の受託、手話オンライン講座「ミライロ・コネクトClub」を行っています。
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サービス別の売上構成は以下の通りで、2024年9月期の売上高構成比は、ミライロIDソリューションが約33.6%、ユニバーサルマナー研修および検定が約42.0%、コミュニケーションサポートが約24.4%となっており、何れも順調に推移しています。
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⇒ ミライロの事業内容(HP)
ミライロの業績推移
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ミライロのIPO評価
ミライロの公開規模は想定価格ベースで約6.75億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
上位株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、カヤック(7.6万株)、三菱地所(4.0万株)、ペイフォワード(2.0万株)が保有する計13.6万株に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
ミライロは社会的意義のある障害者向けの事業を手掛けており、業績的にもしっかりと黒字化して今期も増収増益を見込んでいます。
まだ事業規模は小さいですが、現在ミライロIDの競合はなさそうであり、同社の代表である垣内俊哉氏自身も障害者ということで(Forbes JAPANによる取材記事)注目度も高そうです。
小型のIPOで低位株でもあることから、現時点での個人的評価は「B」とします。
ミライロIPOの取り扱い証券
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | 三菱UFJMS証券 みずほ証券 SBI証券 岩井コスモ証券 岡三証券 楽天証券 マネックス証券 松井証券 三菱UFJ eスマート証券(委託取り扱い決定!) 岡三オンライン(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
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ミライロのIPO初値予想
現時点での初値予想は550円とします。
※想定価格= 255円:仮条件決定前
3/5(水)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓

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