リーガル不動産(3497)がIPO(新規上場)承認されました。
リーガル不動産(3497)の上場日は10/23(火)で、上場市場は東証マザーズとなります。
主幹事はSMBC日興証券が務め、IPOの申し込み期間(BB期間)は10/5(金)～10/12(金)となってます。
10月で8社目のIPOが出てきましたが、ここでまた不動産関連というのはちょっと間が悪いですね…。
上場日までに地合いが好転していると良いのですが、果たしてどうなるでしょうか。
ちなみに、本日は9/28上場のワールド(3612)の公募価格が決定していますが、残念ながら仮条件の下限(2,900円)で決定しています。
ワールドは不動産関連ではありませんが、こちらもちょっと心配ですね…。
⇒ ワールドIPOの初値予想とIPO参加スタンス
⇒ ワールドIPOの上場承認とIPO初値予想
リーガル不動産(3497)の事業内容
リーガル不動産は、不動産の仲介・コンサルティングから開発までを手掛ける総合不動産ディベロッパーです。
事業的には、不動産ソリューション事業、不動産賃貸事業、その他事業(コンサルティング、介護)の3つに分かれており、豊富な法律知識を活かして幅広いサービスを提供しています。
※クリックで拡大します
不動産ソリューション事業では、どんな土地でも活用法を提案し、用地取得からマンション・オフィスなどの開発まで手がけています。
※クリックで拡大します
※クリックで拡大します
住宅の開発から中古のバリューアップ、オフィスやホテルの商業開発に、低層賃貸マンションシリーズの「LEGALAND(リーがランド)」なども手掛けています。
※クリックで拡大します
不動産賃貸事業では、事務所ビル29棟、マンション18棟、ホテル1棟の計48棟を保有しており、エリアや物件種別を問わずに高収益物件を積極的に手掛けています。
※クリックで拡大します
その他事業としての不動産コンサルティング事業は、全事業の基盤となる創業事業です。
弁護士からの民事訴訟案件や金融機関等からのローン延滞案件に関する任意売却の仲介・コンサルティングを柱とし、法廷整理案件を中心に債務者への飼い主仲介から緩解各所との交渉、別途権利者と接触、配分案作成、権利譲渡、リーシング、入札まで行います。
不動産コンサルティングの業務フローの例
※クリックで拡大します
介護事業では、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、グループホームの設置・運営・管理、介護保険法に基づく介護予防支援、居住う介護保険事業を行っており、現時点で5施設を運営しています。
リーガル不動産(3497)の各種経営指標
※クリックで拡大します
リーガル不動産(3497)のIPO基礎情報
| 証券コード | 3497 |
| 社名 | 株式会社リーガル不動産 |
| 業種 | 不動産業 |
| 事業内容 | 不動産の開発、売買、賃貸、管理、仲介業、介護事業 |
| 上場日 | 10/23(火) |
| 上場市場 | 東証マザーズ |
| 公募株数 | 740,000株 |
| 売出株数 | 270,000株 |
| OA | 151,500株 |
| 想定発行価格 | 1,360円 |
| 仮条件 | 10/4に決定 |
| 最低必要金額 | 13.6万円 |
| 吸収金額 | 15.8億円（想定価格で計算） |
| 時価総額 | 37.3億円（想定価格で計算） |
| BB期間 | 10/5～10/12 |
| 公募価格決定日 | 10/15 |
| 主幹事証券 | SMBC日興証券 |
| 幹事証券 | SBI証券 エース証券 東海東京証券 岩井コスモ証券 岡三証券 岡三オンライン証券(委託取扱い決定！) |
主幹事は定番のSMBC日興証券で、幹事団に岡三証券も幹事入りしているため、岡三オンライン証券の委託取扱い(裏幹事)も期待されます。 ⇒ 決定しました！
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
リーガル不動産(3497)のIPO評価
リーガル不動産(3497)は弁護士200名以上とのネットワークが強みであり、業績も絶好調なので期待したいところですが、先にも書いたようにこのタイミングで不動産業のIPOは少し気になるところです。
本日こそTATERU(1435)がストップ高を付け、他の売り込まれていた関連銘柄も反発していますが、直近上場のマリオン(3494)は冴えない展開となっています。
リーガル不動産(3497)の上場までには時間があるので、少しずつでも流れが変わって欲しいところですね。
↓口座数が少なくて狙い目の東海東京証券↓
公開規模は想定価格ベースで15.8億円とマリオン(6.7億円)のような小型IPOではありません。
VC(ベンチャーキャピタル)の保有はなく、代表の平野氏がIPOで一部を売出すものの、資産管理会社と合わせて70%以上を保有しており、上位株主には上場後180日のロックアップがかかっています。(価格による解除条項なし)
業績も良くVC保有もないのでそれなりの評価は受けそうですが、現状では不動産銘柄の不振など気になる点も多いので、大手予想会社の評価や地合いを見ながら参加スタンスを決めたいと思います。
↓抽選後期型の岩井コスモ証券↓
リーガル不動産IPO(3497)の初値予想
一発目の初値予想は9/24(月)か9/25(火)に追記します！
※ブログ上部のIPOスケジュールの「評価」欄も同時に更新します
1,500円（初値予想第一弾:9/25記）
※二発目の初値予想は10/5(金)頃にアップする予定です。
↓皆さんの初値予想は？↓
IPO新規公開株ブログランキング
前受金不要の岡三オンライン証券
コメントフォーム