モビルスのIPO評価と初値予想です。
モビルスの上場日は9/2(木)で、IPOの申し込みは8/18(水)からスタートします。
モビルスの事業概要
モビルスは、コンタクトセンター向けにSaaSプロダクトなどの独自ソリューションを提供しており、コンサルテーションサービス、データ構築サービス及びカスタマイズ開発サービスなどを含むプロフェッショナルサービスを展開しています。
※クリックで拡大します。
SaaSサービスでは、有人チャットの「モビエージェント」、チャットボットの「モビボット」、電話自動応答の「モビボイス」、LINEセグメント配信の「モビキャスト」などで、コンタクトセンターのコスト削減や顧客満足を実現しています。
※クリックで拡大します。
モビルスの「モビボット」はITRの調査で3年連続売上シェアNo,1に選ばれており、大手企業を中心に、金融・メーカーから自治体まで幅広い業種のお客様に利用されています。
プロフェッショナルサービスでは、顧客企業の初期導入サポート(初期診断支援・目標値設定・プロジェクト設計等)、カスタマイズ開発、オペレーターおよび管理者向けトレーニング、コンサルティング、KPI分析サポート、AI教師データ作成、PDCA支援などのサービスを提供しています。
イノベーションラボサービスでは、顧客企業のコミュニケーション領域を中心とした受託開発を行っています。
モビルスの事業系統図
モビルスの業績推移
※クリックで拡大します
※クリックで拡大します
モビルスのIPO評価
モビルスの今期売上はSaaSサービスが約46.9%を占めており、高い成長率で今後も期待できそうです。
モビルスIPOの公開規模は想定価格ベースで約13.4億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)は9社で約89.6万株残ります。
上位株主には90日・180日のロックアップが掛かっており、創業者で筆頭株主のラン・ホアン氏(約160.5万株)、トランス・コスモス(約36.6万株)、VC残(計約89.6万株)に関しては、公開価格の1.5倍でロックアップが解除されます。
↓IPO取り扱最多級のSMBC日興証券↓
モビルスIPOは人気のSaaS案件であり、業績も好調なので素直に買いを集めそうです。
ただ、公開価格の1.5倍でロックアップ解除となる玉が合計で約286.7万株あり、公開株数(126.7万株)の倍以上あるので警戒されそうです。
現時点での個人的評価は「C+」とし、堅調な初値が望めるIPOとみています。
モビルスIPOの基礎情報
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券 | 野村證券 三菱UFJMS証券 SMBC日興証券 SBI証券 楽天証券 静銀ティーエム証券 極東証券 auカブコム証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
前受金不要でIPO抽選に参加できます!
モビルスIPOの初値予想
現時点での初値予想は1,660円とします。
※想定価格=1,060円:仮条件決定前
8/16(月)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
IPO新規公開株ブログランキング
コメントフォーム