ウイングアーク1st　IPO

-上場中止となりました-

(3/10追記)

ウイングアーク1stがIPO(新規上場)承認されました。

ウイングアーク1st(4432)の上場日は3/26(木)で、上場市場は東証1部か2部となります。

主幹事は野村證券と三菱UFJMS証券の共同主幹事で、IPOの申し込み期間(BB期間)は3/9(月)～3/13(金)となってます。

本日は同じ3/26(木)上場のサイバーセキュリティクラウド(CSC)も新規承認されています。

これで3/26(木)も3社同時上場となりました。

ウイングアーク1st(4432)の事業内容

ウイングアーク1st(4432)は、企業の情報活用を促進するソフトウェアやクラウドサービスを手掛けており、帳票基盤ソリューション「SVF」や帳票クラウドサービス「SVF Cloud」などの帳票事業を展開しています。

ウイングアーク1st(4432)は1年前の3月に一度上場を申請していた銘柄であり、当時ブックも終了した公募価格決定日に急遽IPOの中止を発表しました。

今回は再申請の出直しIPOですが、厳密には2013年にMBOで上場廃止となった1stホールディングスの再上場案件なので、今回は再上場の再申請IPOということになります。

⇒ ウイングアーク1stIPOの上場承認とIPO初値予想(過去記事)
⇒ ウイングアーク1stIPOの初値予想とIPO参加スタンス(過去記事)

※事業内容に関しては変更がないようなので今回は割愛します。

ウイングアーク1st(4432)の各種経営指標

※クリックで拡大します

ウイングアーク1st(4432)のIPO基礎情報

5大証券が揃う幹事団の顔ぶれは前回とほぼ同じですが、マネックス証券に代わって楽天証券が幹事入りしています。また、auカブコム証券の委託取扱い(裏幹事)も期待されます。 ⇒ 決定しました！

⇒　カブドットコム証券のIPOルールと当選のコツ

ウイングアーク1st(4432)のIPO評価

この一年も業績は順調に推移したようで、特に利益率が年々良くなっていますね。

一方で、公開規模は前回に比べて約4割ほどスリム化してきました。

売出しのみで公募ゼロなのは同じですが、今回は売出し株数を約26%ほど減少させて、想定価格も下がっています。

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また、総株数に変更はありませんが、上位の株主構成は少し変化しています。

総株数の約78%を保有していた外資のVCは、一部を他に譲渡して持ち分を約47%まで減らしており、今回の上場で全株を放出します。

譲り受けたうちの1社は昨年上場したSansan(4443)で、上場後は第2位株主(約10％：約357万株)となります。

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上場後の筆頭株主は、外資VCや前回株主の伊藤忠から譲り受けた国内のVCで、総株数の約21.5%(約764万株）を保有します。

それ以外にも若干の移動はありましたが、大事なのはその譲渡単価であり、それらは何れも1,400円でした。

既存株主や上位の新株予約権者には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。

今回も過密スケジュールの中でのIPOというのはいただけませんが、前回よりは需給面は改善されています。

とりあえず仮条件や予想会社の評価を待って参加スタンスを決めたいと思います。

ウイングアーク1st(4432)の初値予想

一発目の初値予想は来週中に追記します
※ブログ上部のIPOスケジュールの「評価」欄は近日中に更新します
公募価格近辺（初値予想第一弾:2/28記）
※二発目の初値予想は仮条件が決定する3/9(月)以降にアップします

↓皆さんの初値予想は？↓

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