プロディライトのIPO評価と初値予想です。
プロディライトの上場日は6/28(水)で、IPOの申し込みは6/12(月)からスタートします。
プロディライトの概要
プロディライトは音声コミュニケーションのソリューション事業を手掛けており、PBX(電話交換機)をクラウドで提供する「システムサービス」のほか、公衆回線網から各端末までIP回線を使用して音声通話を提供する「回線サービス」等を展開しています。
会社名 | プロディライト |
代表者 | 小南 秀光(49歳) |
所在地 | 大阪府大阪市中央区高麗橋3-3-11淀屋橋フレックスタワー2F |
設立 | 2008年 |
従業員数 | 95人 |
IPO調達資金使途 | 「INNOVERA」の開発費用、広告宣伝費、借入金返済・社債償還 |
「システムサービス」では、独自開発のクラウド型IP電話「INNOVERA(イノベラ)」を提供しており、INNONERAでは固定電話の機能をスマートフォンやPC、IP電話等で場所を問わずに利用することができるため、テレワークの導入やオフィスのフリーアドレス化も可能となります。
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INNONERAはクラウド上にシステムが構築されるので機械的な故障はなく、内線や自動音声応答などの設定もWeb上で行えるため、メンテナンス作業も不要です。
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「回線サービス」では、アルテリア・ネットワークスと提携したイノベラに直接接続できるIP電話回線サービス「IP-Line」を提供しており、インターネット回線を使うため物理的な回線は不要で、IP電話回線でありながら全国主要都市の市外局番が利用でき、使用中の電話番号を変えずに固定回線から移行することができます。
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これらのサービスはストック型の収益モデルであるため、アカウント数やチャネル数を増やすことで安定的な収益拡大につながります。
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⇒ プロディライトのプロダクト(HP)
ブリッジコンサルティンググループの業績推移
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プロディライトのIPO評価
サービス別の売上は、「INNOVERA」によるシステムサービスが約31.8%、「IP-Line」による回線サービスが約53.9%となっています。
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プロディライトの公開規模は、想定価格ベースで約7.6億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)は4社で18.69万株が残ります。
既存現物株主は経営陣2名・1法人・VC4社で上場後90日のロックアップが掛かっていますが、VC4社の残18.69万株に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
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テレワークの普及もあって同社の「INNOVERA」のアカウント数や「IP-Line」のチャネル数は順調に伸びており、リカーリング率が上昇&解約率は低いため、業績も好調に推移しています。
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6/28(水)ラッシュの中でノイルイミューン・バイオテックIPOと同時上場となりますが、プロディライトは小型のIPOでVCの保有も限られるため(公開株数の約34.2%)、素直に買いを集めると思われます。
現時点での個人的評価は「B+」とします。
プロディライトIPOの基礎情報
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | SBI証券 岡三証券 極東証券 松井証券 マネックス証券 岡三オンライン(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
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プロディライトIPOの初値予想
現時点での初値予想は2,800円とします。
※想定価格= 1,400円:仮条件決定前
6/8(木)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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