全保連がIPO(新規上場)が承認されました。
全保連の上場日は10/27(金)で、上場市場は東証スタンダードになります。
主幹事は三菱UFJMS証券とSMBC日興証券が共同で務め、IPOの申し込み期間(BB期間)は10/10(火)~10/16(月)となってます。
本日はドリーム・アーツ(4811)のIPOも新規承認されています。これで10月のIPOは現時点で12社となってます。
全保連の業績推移
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全保連IPOの基礎情報
証券コード | 5845 |
社名 | 全保連株式会社 |
業種 | その他金融業 |
事業内容 | 家賃債務保証事業 |
上場日 | 10/25(水) |
上場市場 | 東証スタンダード |
公募株数 | 2,549,200株 |
売出株数 | 3,406,800株 |
OA | 893,400株 |
想定仮条件 | 730円 |
仮条件 | 10/6(金)に決定 |
最低必要金額 | 7.3万円(想定価格で計算) |
吸収金額 | 50.0億円(想定価格で計算) |
時価総額 | 167.9億円(想定価格で計算) |
BB期間 | 10/10~10/16 |
公募価格決定日 | 10/17 |
主幹事証券 | 三菱UFJMS証券 SMBC日興証券 |
幹事証券 | 大和証券 SBI証券 楽天証券 松井証券 auカブコム証券(委託?) DMM株(委託?) |
auカブコム証券の裏幹事(委託取り扱い)も期待できそうです。
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
全保連は、不動産賃貸物件に対する家賃債務保証サービスを提供している企業です。
全保連は2001年の創業で現在は全国に19拠点を構えており、累積契約件数は366万件(2023年3月末時点)、2022年度は年間44.5万件の申込件数を誇ります。
全保連の公開規模は想定価格で約50.0億円で、欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)にも販売されるほか、従業員持ち株会に0.75億円分の株式を上限として親引けで割り当てる予定です。
VC(ベンチャーキャピタル)は6社で1616.8万株(新株予約権含め総株数の約67.7%)を保有しており、上場時に保有の約26.5%を放出します。
筆頭株主はVCの1社で約35.15%を保有しており、第2位もVCで約18.60%、第3位は代表取締役社長の迫幸治氏で約12.36%%(新株予約権含む)、第4はVCで約5.69%、第5位は代表取締役副社長の茨木英彦氏で約5.32%(新株予約権)となっており、株主には損保ジャパン(約12.8万株:約0.54%)の名前も見られます。
既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
全保連の業績水準は高いようですが、事業的には新規性に乏しく、東証スタンダードの上場ということで地味な印象は否めません。
想定価格に割安感はあるものの、VCの保有も多い上に公開規模も軽くはなく、当日は大型IPOのKOKUSAI ELECTRIC(6525)と同日上場となるため、まず仮条件や予想会社の評価を確認したいところです。
↓皆さんの初値予想は?↓
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