QDレーザがIPO(新規上場)が承認されました。
QDレーザIPOの上場日は2/5(金)で、上場市場は東証マザーズとなります。
主幹事はSMBC日興証券とSBI証券が共同で務め、IPOの申し込み期間(BB期間)は1/21(木)~1/27(水)となってます。
早くも2021年のIPOが出てきました!
年内のIPOが明日で終わる形なので、このタイミングで2021年のIPOが出て来るのは嬉しいですね。
QDレーザIPOの各種経営指標
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株式会社QDレーザIPOの基礎情報
証券コード | 6613 |
社名 | 株式会社QDレーザ |
業種 | 電気機器 |
事業内容 | 半導体レーザ、網膜走査型レーザアイウェアおよびそれらの応用製品の開発・製造・販売 |
上場日 | 2/5(金) |
上場市場 | 東証マザーズ |
公募株数 | 9,451,800株 |
売出株数 | 4,107,600株 |
OA | 2,033,900株 |
想定発行価格 | 230円~320円(平均@275円) |
仮条件 | 1/20に決定 |
最低必要金額 | 2.75万円(想定価格の平均価格で計算) |
吸収金額 | 42.9億円(想定価格の平均価格で計算) |
時価総額 | 95.1億円(想定価格の平均価格で計算) |
BB期間 | 1/21~1/27 |
公募価格決定日 | 1/28 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | 岩井コスモ証券 水戸証券 極東証券 SBIネオトレード証券(委託?) SBIネオモバイル証券(委託?) DMM株(委託?) |
単価が低く枚数が多いので当選期待は高いですね。平幹事では後期抽選型の岩井コスモ証券の名前が見られます。
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
株式会社QDレーザは、量子ドットレーザ技術の事業化を目指して2006年に富士通研究所のスピンオフベンチャーとしてスタートしており、通信・産業・医療・民生用の広い分野で新しい半導体レーザソリューションを展開しています。
同社は、かつて実現は不可能と言われた、光通信用量子ドットレーザ(=Quantum Dot LASER)の量産化に世界で初めて成功した企業で、視覚障碍者支援や眼疾患予防、視覚拡張など、人類の可能性を拡張する作業を続けていますが、業績的には毎年赤字が続いているようです。
QDレーザIPOの公開規模は想定価格ベースで約42.9億円と結構大きめで、VC(ベンチャーキャピタル)が総株数の約66%(約1,875万株)を保有しています。
VCは計26社で、今回のIPOでVC保有の約3割強を放出しますが、約1,261万株が残る格好です。
↓抽選後期型の岩井コスモ証券↓
筆頭株主は東京センチュリーで総株数の約13%を保有しており、上位株主にはVCの他、アクサ生命保険(約6.8%)、第一生命(約2.67%)、参天製薬(約1.58%)の名前が見られます。
まだ詳しく見てませんが、上位株主には概ね上場後180日・90日のロックアップが掛かっており、その内VC保有分を含む約730万株に対しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
また、公開株数の半数未満を上限に、欧州及びアジアを中心とした海外市場(米国・カナダを除く)に販売される予定です。
新年1発目のIPOという事で期待度は高いですが、業績的に赤字で且つVCがジャブジャブというのは頂けませんね。。
とりあえず想定価格が幅を持たせた格好なので、まずは仮条件や予想会社の評価を待ちたいところです。
↓皆さんの初値予想は?↓
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↓IPO投資で必須のSBI証券↓
QDレーザはSBI証券が共同主幹事なので、今回もIPOチャレンジポイントによる当選ラインや当選株数の話題で盛り上がりそうです。
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